今週末はイースターホリデー!伝統スイーツのPashaを食べよう!
エストニアからこんにちは!
今週末はイースターホリデー!明日は祝日(グッドフライデー/Suur Reede)なので3連休となります。
エストニアのイースターにはいくつか呼び方があります。
ひとつ目はÜletõusmispüha(復活の日)。十字架にかけられたキリストが復活した日の表現ですね。
ふたつ目はLihavõtted(肉を食べる休日)。イースターサンデーから日曜日を除く40日前にあたるVastlapäev(告解の火曜日)から断食をしていたため、この日に肉を食べるのでしょう。
3つ目はMunadepüha(卵の休日)。イースターと言えば卵の色つけ! この色つけした卵を室内や庭に隠し、みんなで探しに行きます。普段エストニアのスーパーではオレンジの殻の卵が売られていますが、この時期は色つけのために白い殻の卵が売られています。また互いにゆで卵をぶつけ合い、殻が割れなかった方が勝ち!という遊びも行われます。
4つ目はKiigepühad(スイング[ぶらんこ]の休日)。エストニアにはKiikという大きな木製ぶらんこがあり、イースターサンデーはこのぶらんこに乗る伝統があります。近所の公園にあるので写真を撮ろうと思ったら修理中でした(^^;
そしてイースターの伝統スイーツPasha(パシャ、パスハ)がスーパーに並び始めます。もともとPashaはロシア正教の伝統スイーツで、ソビエト時代からの名残で現在も食べられております。カードチーズ、バター、卵、砂糖、ドライフルーツなどをを混ぜ、お皿に山型に盛りつけていただきます。
エストニアのスーパーでは少々アレンジされた商品が売られており、Kohuke(凝乳[Kohupiim]で作られたスイーツ)、ヨーグルト、ケーキなどがうさぎやヒヨコ、お花でカラフルにデザインされたパッケージで並んでいます。
こちらはKohuke。ひとつ50円ほど。
今年2021年は気になっていたPashaのケーキを購入。
黄色とオレンジのチョコレートトッピングが華やかですね~(^^)よーく見るとレーズンがいくつか入っています。
味はチーズケーキに近く、とても食べやすかったです。来年もリピート決定!
昨年に引き続き今年のイースター休暇もロックダウン中なので、親族と集まってパーティはせず、家でのんびり過ごす予定です。
筆者
エストニア特派員
Zimmermann Misato
2018年秋にエストニア第二の都市タルトゥへ移住しました。スーパーや市場をうろついて美味しそうな食べ物を探すのが毎日のお楽しみ。
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