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ウズベキスタン/タシケント特派員ブログ 齋藤 竜太

ウズベキスタン・タシケント特派員が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2015年6月16日

騙された!闇両替のトラブルについて


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騙された!闇両替のトラブルについて

Assalom alaykum! 皆様こんにちは!タシケント特派員の齋藤です。
 のっけからなんですが、円の為替レート、安いままですね。ドルを基に生活する留学生としては、なかなか厳しく感じられます。5年前の留学のときは1$が確か90円くらいだったので、どうしてもその時と比べてしまいます。2015年6月現在米ドルが120円ちょっとですから、当時と比べると米ドルがおよそ3割高ということになりますね...


 さて、ウズベキスタンのバザールに行くと、よくバザールの入り口のところでおじさんたちに、「ドールラール(アメリカドルのこと)、チェンジ?」「ユーロ、ラシスキー(ロシアルーブルのこと)、チェンジマネー?」と声をかけられます。彼らは闇両替商。かつては旧ソ連各地で闇ドル買いが見られたそうですが、現在では、少なくとも中央アジアのほかの国では見なくなりました。しかし、ウズベキスタンでは現在でも根強く残っています。基本的に闇両替は違法行為なのですが、警官が目に見えるところにいても、彼らは平気で闇両替を持ちかけてきて、少々うざったいくらいです。
 ソ連崩壊直後の混乱期、闇市場では公定の2-3倍でドルが売れたそうです。現在でも、公定レートより5割前後高い値段でドルが売れるようです。
 基本的に闇両替については、現地日本大使館や旅行ガイドブックでは利用しないようにと呼びかけています。過去には当局による一斉取り締まりがあってバザールから闇両替商が一時的に姿を消したりしました。
 特派員としても、特に最近は当局による締め付けが厳しいこともあり、よっぽど現地に強いコネクションがある、とか、信頼できる現地人がいる、とかでない限りは、積極的にはお勧めしません。常にリスクが伴い、もし何らかのトラブルにあっても、違法行為は違法行為、法を犯したのは闇両替を利用しようとした旅行者も同じなので、泣き寝入りするしかないからです。
 今後ウズベキスタンに来る日本人旅行者に注意を促すためにも、自身の恥をさらして、特派員が今回を含む2回の留学を含めた合計5回のウズベキスタン渡航で、被害にあった闇両替トラブルについて、ご紹介したいと思います。


1、クイリク・バザールにて
 クイリク・バザールは、ヴォグザール(鉄道駅)の正面を通るトランバイ(路面電車)13番線に乗って、市街の南東部に向かった終点にあります。食料品が充実していて、朝鮮系のお店にはもやしや豆腐、干ししいたけなどがあるので、よく利用します。
 ある日、バザールに隣接するバスターミナルで両替を持ち掛けられました。結構いいレートであったことと、買い物の後で手持ちのウズベクスムが心細くなったこともあり、両替してもらいました。
 ウズベクスムは2015年6月現在の公定レートでも1$=およそ2600スムで、最高紙幣が当時は1000スム札まででした(現在は5000スム札が発行され、徐々に流通しつつあります)。ですので、50$とか100$両替すると、ウズベクスムを札束で受け取ることになります。この時も、1000スム札の札束を2つほど受け取りました。
 帰りのトランバイの車内で、札束を確認すると、1000スム札なのは札束の上下2-3枚だけで、中身は500スム札でした。つまり、両替した額のほぼ半分をだまし取られていたのです。「誘拐犯に渡す身代金(上下だけ万札で、中身は新聞紙というアレ)みたいなマネしやがって!」と思ったものの、後の祭りでした。
(自分をだました相手に余計なお世話ですが、もしあの場で私が札束を確認して、小細工が発覚したら、ヤツはどう取り繕うつもりだったのでしょうか...?)


2、ブユック・イパック・ユリ地下鉄駅にて
 すでに一つ紹介しただけで当時の口惜しさと情けなさを思い出してげんなりですが、特派員自身に対する戒めもかねてもう一例。
 また別の日、ブユック・イパック・ユリ地下鉄駅付近の両替商で両替した時は、きちんと札束の中身まで確認しました。
 両替商は、「今後、両替したいときはこの番号にかけてよ」と、電話番号を教えてきて、「いつか日本に留学したいな。今度相談にのってよ」などと言ってきます。しかし、二人組のうち、一人が「今残りの半額を持ってくる」と言って姿を消し、半額を持ったもう一人が「ちょっとそこで立ち小便してくる」と言って姿を消し...
 

「あ、しまった!!!」

 
 もうどこを探しても、二人ともいませんでした。電話ももちろん通じません。

 いずれも、ウズベキスタンに慣れてきたころの出来事です。闇両替に限らず、旅慣れてきたときほど、トラブルは起こりやすいので、皆様くれぐれもお気をつけて。


 旅のトラブルは多分に自己責任であるとはわかっています。
しかし、それでもやはり、最後に、あの時の両替商に一言。


Иди на хуй!!!!!

 
(現地の学生に教えてもらったロシア語。F*CK YOUと罵るときに使うそうです)


 失礼しました。
 では、Ko'rshamiz!(またお会いしましょう!)

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カテゴリー 生活・習慣・マナー
2015年6月16日
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