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ジョージア/トビリシ特派員ブログ fujinee

ジョージア・トビリシ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


トビリシの街は9月になるやいなや一気に秋らしくなり、その日和のまま10月を迎えています。10月某日、ふと思い立って日帰りの旅行に出ました。目指す先は去年も訪れたチアトゥラ

ジョージアの国内への旅の玄関口はメトロ・トビリシのディドゥベ駅西口。チアトゥラ行きのマルシュルートカ(乗り合いヴァン、以下マルシュ)を捕まえます。チアトゥラまでのマルシュは10ラリです。毎度の事ですが、ディドゥベ駅のターミナルは旅情を掻き立てます。

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↑ディドゥベ駅前の喧騒。

行き先はチアトゥラですが、今回は途中下車です。目指す町はチアトゥラの一つ手前のサチヘレ。いや、思えば去年のマルシュも偶然サチヘレ停まりでした。

サチヘレの町へ入る手前に長い糸杉並木があります。ふと、その糸杉並木を歩いてみたくなったのです。サチヘレの町に入る約3km手前で運転手に頼んでマルシュを降ろして貰います。

糸杉は基本的に我が国日本には自生しない樹木です。その為、異国情緒を掻き立てられますが、世界的に見れば広い範囲に分布している樹木です。

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↑サチヘレの糸杉並木。

糸杉の花言葉は死・哀悼・絶望。芸術が好きな人であればゴッホの絵画に頻繁に登場する糸杉を思い浮かべるでしょう。キリストが磔にされた十字架はこの糸杉から作られていたという逸話もあります。西洋では棺を作る材料としても使われます。

そう、糸杉という樹木は生、そして死のシンボルなのです。

(確か)15歳の頃から30歳の頃までの約15年間、ほぼ毎日、自殺する事ばかりを考えて生きてきました。その後僕の立場は変わり、自殺を考える事は無くなりました。50歳を目の前に控えた今、自分から死ぬ事は考えませんが、その替わり死は常に僕の傍らにあります。

さすがにアラフィフとなると、今まで多くの友人や知り合いが命を落としてきました。病気で死んだ者、事故死した者、自殺したものもいました。自分も今、年齢から考えるといつ死んでもおかしくないと思っています。今日だって既に病魔が身体を蝕んでいるかもしれない。毎日、今日死ぬかもしれないと思って生きています。

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↑サチヘレ雑景。

そんな僕がサチヘレの糸杉並木を歩いてみました。スマホのレンズを射抜く太陽。随分と遠くに来たものです...。

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↑糸杉と逆光。

【英語/カルトリ語表記と発音】
サチヘレ(Sachkhere/საჩხერე/sachkhere)
チアトゥラ(Chiatura/ჭიათურა/ch'iatura)
ディドゥベ(Didube/დიდუბე/didube)


↑サチヘレの糸杉並木はこの辺です。


↑ジョージア国内の旅はディドゥベ駅西口から。


2019年10月20日

10/12(土)。サッカーUEFAのユーロ2020の予選、ジョージア対アイルランド戦がトビリシ市内のディナモ・アレナで行われました。友人から誘いを受け、せっかくだから行ってきました。

ディナモ・アレナはメトロ・トビリシのステーション・スクエア駅とツェレテリ駅のほぼ中間にあります。さすがにサッカーの試合となると、メトロ駅の辺りから人の群れでごった返していましたね。会場の入口付近には大勢のお客さんがたむろしています。

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↑ディナモ・アレナ。

入口前の人ごみの中には、グリーンカラーのアイルランドのファンも目立ちます。やっぱりアイルランドの辺りになると、応援の熱の入り方が違いますね。それに比べて圧倒的多数のジョージア人はずっとおとなしい印象。

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↑アイルランド・ファン。

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↑ジョージア・ファンも。

試合のチケットはtkt.geのサイトでも購入可能でしたが、会場で当日券を買う事にしました。今回の試合のチケットは、25ラリ、15ラリ、10ラリ、5ラリと4ランクに分かれていましたが、一番安い5ラリのチケットにしました。

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↑チケット売り場。(後日撮影)

結果的には5ラリで正解だったと思います。二階席でも充分に楽しめます。因みに近くにいたお客さんから「セクター17」の席が良いと聞いたのでそれに従ってみました。ゴールのちょうど真後ろの二階席でした。

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試合はやはりランキング上位のアイルランドが終始優勢で進みます。やはりファンの応援のヴォリュームも違いますね。一階席の僅かな一角のアイルランド・ファンがそれ以外のジョージア・ファンと同じくらいのヴォリュームの声援をします。そんな控えめなジョージア・ファンが僕はちょっと好きだったりしますが…(笑)。

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試合結果は0対0のまま終わりました。僕も友人もそれ程サッカーに熱を上げている訳ではないのですが、5ラリで観るものとしては充分楽しかったです。また試合があったら行きたいですね。

ただし当日は近くのスーパーが「イヴェント価格」になりますので、ビール1本だけでチケット代以上になってしまいました(笑)。次回は準備して行きましょう。カップ・ビールは会場内でも5ラリで売られていました。

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【英語/カルトリ語表記と発音】
ディナモ・アレナ(Dinamo Arena/დინამო არენა/dinamo arena)
ステーション・スクエア駅(Station Square/სადგურის მოედანი/sadguris moedani)
ツェレテリ駅(Tsereteli/წერეთელი/ts’ereteli)
セクター17(sector 17/სექტორი ჩვიდმეტი/sekt’ori chvidmet’i)

ディナモ・アレナ(ボリス・パイチャーゼ・スタジアム)
2 Akaki Tsereteli Ave,Tbilisi
(2 აკაკი წერეთლის გამზირი, თბილისი)


2019年10月15日

9/29(日)。友人が車を出してくれるというので、トビリシの隣町ムツヘタの有名レストラン・サロビエに行ってきました。

ムツヘタはトビリシから車で30分もかかりません。ムツヘタの町は我が国では何と言っても、大相撲の栃ノ心関の故郷として知られています。現在、ムツヘタの町外れには栃ノ心関の大きな看板が立っていました。

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↑栃ノ心関の看板。

友人はここのヒンカリを一度食べさせたかったようです。僕はここのロビオが美味いと聞いていました。そこで、ロビオとヒンカリを頼んでみました。

ヒンカリはジョージアの国民食と言えそうな料理で、小籠包とそっくりなのですが中身の餡が異なります。特にパクチーの味が強いので、パクチーが苦手な人には辛い一品になるでしょう。1つ0.8ラリ。

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↑サロビエのヒンカリ。

ロビオは豆を煮たスープで、「甘くないおしるこ」と説明すると一番解り易いと思っています。食感は正におしるこなのですが、砂糖は入らない替わりに香草が入ります。コーンで出来たパンが乗っていました。2.5ラリ。

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↑サロビエのロビオ。

トビリシのパン屋ではロビオを詰めたロビアニというパンも良く見掛けます。こちらは差し詰め「甘くないあんパン」でしょうか。

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↑街で売られるロビアニ。

ヒンカリは地方や家庭によって味が違うようです。正直僕はまだ「美味しい」以外の違いは解りません(笑)。サロビエのヒンカリは餡がジューシーで美味しかったですが、何せロビオがお腹に溜まる料理だったので、一人6個は多すぎました(笑)。

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↑ムツヘタの風景。

レストラン・サロビエはムツヘタに入る手前の道中にありますので、トビリシから行くとなると運転手にその旨を伝えなければなりません。例えば以前ムツヘタに行った時はタクシー・チャーターで半日コースで一人10ラリでしたが、このようなコースなら運転手に頼む事も可能でしょう。ムツヘタへのマルシュルートカ(乗り合いヴァン、マルシュ)やタクシーはメトロ・トビリシのディドゥベ駅から出ています。

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↑レストラン・サロビエ。

【英語/カルトリ語表記と発音】
レストラン・サロビエ(Salobie/სალობიე/salobie)
栃ノ心関(Ozeki Tochinoshin/ოძეკი ტოჩინოშინი/odzek’i t’ochinoshini)
ムツヘタ(Mtskheta/მცხეთა/mtskheta)
ディドゥベ駅(Didube/დიდუბე/didube)
ヒンカリ(khinkali/ხინკალი/khink’ali)
ロビオ(lobio/ლობიო/lobio)
ロビアニ(lobiani/ლობიანი/lobiani)



↑ディドゥベのマルシュ乗り場はメトロ駅の西側一帯です。

レストラン・サロビエ
住所:Tbilisi Bypass Road,Mtskheta,Georgia(番地表記無し)
電話番号:+995 555 67 19 77
営業時間:9:00~23:00(年中無休)


2019年10月 9日
2019年9月27日
2019年9月21日
2019年9月14日
2019年9月 6日
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    僕が世界一好きなジョージアの音楽バンド「Nino Katamadze & Insight」のコンサートを観に2017年夏にトビリシを訪れましたが、せっかくだからそのバンドのコンサートを観る事が出来るトビリシに住もうと決心し、2018年7月から移住します。音楽や芸術が好きなので、そういう記事が多くなると思います。 DISQUS ID @disqus_dT83Ff39Sr

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