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ジョージア/トビリシ特派員ブログ fujinee

ジョージア・トビリシ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

前回の記事 のとおり、トビリシは2020年11月28日より2度目のロックダウンに入りました。

前回に比べれば規制は緩くなっていますが、ネックは都市間の公共交通機関が止まること。

これにより国内旅行の計画もしづらくなります。

しばらくは閉鎖的な生活が始まるので、一度トビリシの町を歩いてみようと思いました。

散歩のお供はドーナツ。

ダヴィット・アグマシュネベリ通りに「ピシュカ」というドーナツ店があります。

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↑ドーナツ店「ピシュカ」。

ここのドーナツはひとつ0.15ラリの激安。

10個買っても1.5ラリ。

その安さも相まってトビリシでは珍しい行列店です。

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↑ピシュカのドーナツ。

ロックダウン前日はふと思い立ってナショナル・ギャラリーに行ってみようかと思いました。

ナショナル・ギャラリーにはジョージアの国民的な画家であるピロスマニの絵画が展示されています。

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↑ナショナル・ギャラリー。
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↑ナショナル・ギャラリーのチケット。

ニコ・ピロスマニさん(1862-1918)は貧困のまま生涯を終えた失意の画家。

ピロスマニが世間に認められたのは死後のことです。

恋した女優マルガリータを喜ばせるためになけなしの金をはたいてありったけのバラを買ったエピソードが有名。

日本では加藤登紀子さんが歌ってヒットした「百万本のバラ」の歌詞のモデルとなっています。

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↑「女優マルガリータ」のレプリカ(トビリシのニコ・ピロスマニ通り)。

正直私は、ピロスマニに関してはよい理解者とは呼べません。

しかし絵画一般は好きなので、ナショナル・ギャラリーのピロスマニの絵画もいままで複数回観にきています。

ナショナル・ギャラリーの入館料は大人1名5ラリ。

ピロスマニの絵画は1階にある展示室の壁を取り囲むように飾られています。

入口から見て正面には彼の代表作である「漁師」「キリン」「女優マルガリータ」の3作が。

ほかにも「用務員」「ビールジョッキを持つ女」など彼の代表的な絵画の多くが展示されていました。

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↑絵画「用務員」をモチーフにした像(トビリシ旧市街)。

ロックダウン前日の時間の過ごし方としてはよかった気がしています。

前回訪れたとき(2018年7月)と比べると展示内容が若干変わっていました。

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↑ピロスマニのポートレート(トビリシのニコ・ピロスマニ通り)。

トビリシはそのあと、ロックダウンに入りました。

また自宅でのよい時間の過ごし方を考えていきたいと思います。

※ナショナル・ギャラリーの常設絵画はフラッシュや三脚を使わない撮影ができますが、公開には許可が必要なため、画像は割愛します。

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↑晩秋のトビリシの町並み。

【英語/ジョージア(カルトリ)語表記と発音】
ピシュカ(Pishka/პიშკა/p'ishk'a)
ナショナル・ギャラリー(National Gallery/ეროვნული გალერეა/erovnuli galerea)
ニコ・ピロスマニ(Nikoloz Pirosmanashviki a.k.a. Niko Pirosmani/ნიკოლოზ ფიროსმანაშვილი/nik'oloz pirosmanashvili)
「漁師」(Fisherman/მეთევზე/metevze)
「キリン」(Giraffe/ჟირაფი/zhirapi)
「女優マルガリータ」(Actress Margarita/აქტრისა მარგარიტა/akt'risa margarita)
「用務員」(Janitor/მეეზოვე/meezove)
「ビールジョッキを持つ女」(Woman With A Mug Of Beer/ქალი კათხა ლუდით/kali k'atkha ludit)


↑ピシュカ(トルコ・レストラン「アンカラ・スタイル」の脇)


↑ナショナル・ギャラリー

■ピシュカ
・住所: 116 Davit Aghmashnebeli Ave,Tbilisi

■ナショナル・ギャラリー
・住所: 11 Rustaveli Ave,Tbilisi
・電話番号: +995 32 2 15 73 00
・開館時間: 10:00~18:00
・休館日: 月曜
・URL: http://museum.ge/index.php?lang_id=ENG&sec_id=44
・入館料: 大人 5ラリ、学生 0.5ラリ
※6歳以下の子供、ジャーナリスト、障害者などは無料。

※1ラリ≒31.4円(2020年11月30日現在)


2020年11月30日

ジョージア政府は2020年11月26日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた新たな制限措置を発表したところ、おもな点は以下のとおりです。


これらの制限は11月28日(今週土曜日)より有効で、文中に記載されている例外期間を除き、来年1月31日まで有効とされています。

また、この規制にともない、来年1月3日から15日までは休日となる旨が発表されています。

1. 全国的な制限

・21時から翌朝5時まで、徒歩を含む外出は禁止されます。
(大晦日(12月31日)およびジョージア正教会のクリスマスイブ(1月6日)は例外的に規制が解除されます)

・都市間を移動する鉄道やバスの運行が停止されます(自家用車やタクシーは利用できます)。

・レストランなどの飲食店は、持ち帰り、配達およびドライブスルーの形態のみ営業が許可されます。

・フィットネスジムやスイミングプールは営業停止となります。

・あらゆる種類の会議、トレーニング、文化行事、娯楽イベントについてはオンラインでのみ開催が許可されます。

・スポーツや芸術関連、文化関連などのイベントや学校行事についてはすべて禁止されます。

2. トビリシ、バトゥミ、クタイシ、ルスタヴィ、ゴリ、ポティ、ズグディディ、テラヴィの各都市における追加の規制

・バス、ミニバス、地下鉄などすべての都市内公共交通機関が運行停止となります。
※日中のタクシーについては規制されていません。

・薬局・食料品など例外として許可された業種を除き、すべての商店の店頭営業は禁止となります(オンラインショッピングや出前サービスは許可されます)。

・野菜および果物を扱う市場以外の屋外および屋内の市場の店頭営業は禁止となります。

・学校や教育機関(医学部を除く)は、リモート授業のみとなります。

・幼稚園は閉園となります。

3. スキー場に関する規制

・スキー場のホテルは、政府指定の隔離施設としての運営のみ許可されます。

・ゲレンデおよびリフトの運用は禁止されます。

4. 限定的な緩和措置

・12月24日〜1月2日


商店および市場の営業再開、都市間交通、上記各都市の交通機関の運行再開が予定されています。

・1月3日〜1月15日
当該期間は休日となります。
11月28日に導入されたすべての規制が再導入されます。
銀行などを除き、公的機関、企業は営業を停止します。

・1月16日〜31日
各週末を除き、商店および市場の営業再開、各種公共交通機関の運行再開が予定されています(※いずれの期間も夜間の外出制限は有効なままです)。

5. その他

・規制期間中、営業に制限がかからない業種一覧

(1)建設業
(2)銀行および金融仲介業
(3)食料品店、動物飼料店、薬局、獣医薬局、家庭用化学衛生品店、印刷出発物販売店(キオスクなど)
(4)配送サービス
(5)美容院・理髪店、美容医療センター
(6)車両の修理・車検メンテナンス・修理サービス
(7)家庭用機器の修理サービス
(8)果実・野菜農産品業市場など
 なお、タクシーを含む軽車両の移動は制限されません。

※以上、大使館からのメールを一部引用。


※画像はトビリシのパン屋です。


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2020年11月27日

2020年10月某日、ゼスタフォニに宿泊した私は、近くの観光名所であるカツヒ柱に行ってみようと思いました。

カツヒ柱へ向かうために、チアトゥラ行きのマルシュルートカ(乗り合いヴァン、マルシュ)を探します。

チアトゥラ行きのマルシュはゼスタフォニ始発ではないので、クタイシ方面から来る車を、手を挙げて捕まえます。

いろいろ聞いた結果、マルシュを待つ場所はチアトゥラへ向かう道が分岐する三叉路であることがわかりました(下の地図の場所)。

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↑この商店の前でマルシュを待ちました。

ゼスタフォニからカツヒ柱までは約30分だったでしょうか。

カツヒ柱へ向かう小道の分岐点でマルシュを下車。

ここからカツヒ柱までは約20分歩きます。

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↑マルシュを降りた場所。

カツヒ柱は、柱のようにそびえ立つ断崖絶壁の上に教会が建っている珍しい宗教施設です。

その建築様式から9~10世紀のものではないかとされていますが、20世紀までは専門的な研究もされることもなく謎とされてきました。

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↑カツヒ柱。

カツヒ柱の上部にある教会には、1995年からはジョージア正教会の僧侶であるマクシメ・カヴタラゼさんが住んでいます。

またカツヒ柱の下部にもジョージア正教会の僧侶たちが住んでおり、礼拝施設などがあります。

現在は僧侶以外のカツヒ柱への乗降は禁止されています。

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↑カツヒ柱に登るはしごには登ることを禁止する注意書きあり。

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↑カツヒ柱上部と物資のやり取りをする滑車。

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↑カツヒ柱下部の住居や礼拝施設など。

カツヒ柱を訪れたあとはマルシュを降りた場所まで戻り、またチアトゥラ行きのマルシュを捕まえます。

やはりコロナ禍で便が減っているのか、ゼスタフォニでもカツヒでもマルシュは約1時間待ちました。

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↑カツヒ柱遠景。
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↑カツヒ柱のまわりは何もない丘陵地帯です。

帰りがけには古いロープウェイが運行停止してしまったチアトゥラをひとまわりしてトビリシに帰ってきました。

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↑現在チアトゥラの古いロープウェイは空中に停まったまま。
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↑現在、新しいロープウェイを建設中です。
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↑チアトゥラのマルシュ・ターミナル。
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↑矢印のブースでトビリシ行きのチケットを購入。

【英語/ジョージア(カルトリ)語表記と発音】
カツヒ柱(Katskhi’s Pillar/კაცხის სვეტი/k’atskhis svet’i)
ゼスタフォニ(Zestafoni or Zestaponi/ზესტაფონი/zest’aponi)
クタイシ(Kutaisi/ქუთაისი/kutaisi)
チアトゥラ(Chiatura/ჭიათურა/ch’iatura)
マクシメ・カヴタラゼ(Maxime Qavtaradze/მაქსიმე ქავთარაძე/maksime kavtaradze)
登ること禁止(Ascending prohibited/ასვლა აკრძალულია/asvla ak’rdzalulia)


↑ゼスタフォニからカツヒ柱へのマルシュはこのガソリンスタンドの向かい側で捕まえました。


↑カツヒ柱へはこの分岐点でマルシュを下車しました。


↑カツヒ柱。


↑チアトゥラのトビリシ行きマルシュ乗り場。

【交通費】
・ゼスタフォニ→カツヒ柱=5ラリ
・カツヒ柱→チアトゥラ=1ラリ
・チアトゥラ→トビリシ=10ラリ
※交通費は言い値であり、必ずしも固定額とは限りません。

※1ラリ≒31.8円(2020年11月16日現在)


2020年11月16日
2020年11月10日
2020年11月 7日
2020年11月 1日
2020年10月20日
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    僕が世界一好きなジョージアの音楽バンド「Nino Katamadze & Insight」のコンサートを観に2017年夏にトビリシを訪れましたが、せっかくだからそのバンドのコンサートを観る事が出来るトビリシに住もうと決心し、2018年7月から移住します。音楽や芸術が好きなので、そういう記事が多くなると思います。 DISQUS ID @disqus_dT83Ff39Sr

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