(The) Chronicle Of Georgia
(The) Chronicle Of Georgia。(The) History Of Georgiaとも呼ばれます。「ジョージア史記念碑」とでも訳せば宜しいでしょうか。
あるホステルでインド人の旅人と話していた時にこのChronicle Of Georgiaの話になりました。その男性はそこに行きたいと思っているが周りに誰も行ったという人がいないので情報が無い。こんなに巨大なものに何故誰も注目しないのか、と。そう言えばトビリシで今まで沢山の旅人に会いましたが特に日本人ではここに行った人の話は聞いた事がありません。僕もこのモニュメントについては知ってはいましたが何故か行こうとは思っていませんでしたし、場所もはっきりとは把握していませんでした。
そんな訳でこのChronicle Of Georgiaに行ってきました。
↑Chronicle Of Georgiaはここです。
Chronicle Of Georgiaはトビリシの中心部からは少し離れています。バスで行くのであればメトロ・トビリシのGhrmaghele駅(ღრმაღელე)から60番の中型の黄色いバスを使います。
↑バスで行く場合はこのバス停で乗って...
↑このバス停で降ります。
但し、初めての人にはバスの降車場所が解りにくいかも知れません。かく言う僕も往路は徒歩で行き、復路は中心街まで戻る95番の黄色いバスを利用しました。
↑95番のバス。60番も同型です。
徒歩で行く場合、メトロ・トビリシのGuramishvili駅(გურამიშვილი)から約1時間半の軽い山登りになります。ショートカットもあるそうですが迷いそうなので解りやすい大通りを使いました。
↑95番バスのこのバス停まで大通りを歩きあとは道無き道(笑)を山登りしました。
Chronicle Of Georgiaはジョージア人の彫刻家Zurab Tsereteli(ზურაბ წერეთელი 1934~)が1985年に制作の開始したモニュメントで未完成だそうです。「トビリシのストーンヘンジ」とでも称したい巨大なものです。
↑人々と比較するとサイズが解ります。
↑上部に描かれているのはジョージアの往年の王や女王...
↑下部に描かれているのはキリストの様々な姿です。
先日、とある日本人の方とこの情報を共有しましたが、その方にとってはトビリシで最も印象に残る見どころだったそうです。
↑高台からの眺めも素晴らしいです。
今回、このChronicle Of Georgiaについていろいろと調べてみましたが、一説には地元の人々でもあまり知らないとの事ですし、タクシーで行先を告げても首をかしげる運転手も多いそうです。その知名度の低さに少々疑問を感じながら採り上げてみました。
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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