トビリシ旧市街①~ナリカラ要塞に登る

公開日 : 2019年03月26日
最終更新 :
筆者 : fujinee

今までコアな内容の記事が多いので、今回はもう少しポピュラーな内容にしようかと思います。

トビリシの街を訪れた方々にとって観光の中心となるのが旧市街です。トビリシ旧市街とはどの範囲なのか、正確に記した地図がなかなか無いので難しいのですが、東はメトロのサムゴリ駅付近、南はナリカラ要塞とクラ川周辺、西はムタツミンダ、北はメトロのディドゥベ駅周辺に至るエリアで古い町並みが残っている地域というのが正しいようです。因みに行政地区としてのトビリシ旧市街は2013年に廃止されています。(英語版Wikipedia参照)

その中でもゴルガサリ広場周辺とナリカラ要塞、そして自由広場まで続くコテ・アプハジ通りとその周辺が旧市街の中心地と言えます。先日ナリカラ要塞に登る機会があったので、今回はそのナリカラ要塞について書きましょう。

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↑ゴルカサリ広場から眺める旧市街の建築群。

ナリカラ要塞に登る方法は2つあります。1つ目はリケ公園からロープウェイを使う方法、もう1つは徒歩で登る方法です。

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↑ロープウェイ。

ロープウェイを使う場合、リケ公園内にあるロープウェイ駅から乗車します。この記事で採り上げた通り、メトロカード「メトロマニ」が使用できます。料金は片道2.5ラリです。ロープウェイからの景色も良いので、初めての方は行きだけでもロープウェイを使われると宜しいかと思います。

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↑リケ公園内のロープウェイ乗り場。

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↑ロープウェイからの眺め。

徒歩で登る場合は約15分の山登りと考えて下さい。体力に自信のある方、或いはお金を使いたくない方は徒歩でも行けます。行き方ですが、ゴルガサリ広場のレストラン・マチャヘラ(別名サミキトノ)の前に"I Love Tbilisi"のモニュメントがありますが、そのモニュメントに向かって左側にある道を進み、土産物店がある最初の角を左、次の角を右に曲がりあとは道なりに登っていくと到着します。

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↑レストラン・マチャヘラと"I Love Tbilisi"モニュメント。

ナリカラ要塞を始め、トビリシの街には今も要塞や城壁が点在しています。この国の歴史を端的に示しているような気がします。奥に進むとトビリシのランドマークであるジョージア母の像があります。

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↑ナリカラ要塞。

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↑ジョージア母の像。

ナリカラ要塞がある丘の上はトビリシの街が一望出来る絶景スポットの一つです。特に街の灯りが点る夕刻~夜に訪れるとトビリシの夜景を堪能できます。

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↑丘の上からの眺め(昼)。

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↑ゴルガサリ広場夕景。

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↑丘の上からの眺め(夜)。

【英語/カルトリ語表記】

★トビリシ旧市街(The Old Tbilisi/ძველი თბილისი/dzveli tbilisi)

★サムゴリ駅(Samgori/სამგორი/samgori)

★ナリカラ要塞(Narikala Fortress/ნარიყალის ციხე-სიმაგრე/nariq'alis tsikhe-simagre)

★クラ川(Kura River or Mtkvari River/მტკვრის მდინარე/mt'k'vris mdinare)

★ムタツミンダ(Mtatsminda/მთაწმინდა/mtats'minda)

★ディドゥベ駅(Didube/დიდუბე/didube)

★ゴルガサリ広場(Gorgasali Square or Meidan/გორგასლის მოედანი or მეიდანი/gorgaslis moedani or meidani)

★コテ・アプハジ通り(Kote Apkhazi St./კოტე აფხაზის ქუჩა/k'ot'e apkhazis kucha)

★マチャヘラ or サミキトノ(Samikitno or Machakhela/სამიკიტნო or მაჭახელა/samik'it'no or mach'akhela)

★リケ公園(Rike Park/რიყის პარკი/riq'is p'ark'i)

★ジョージア母の像(Mother Of Georgia/ქართლის დედა/kartlis deda)

↑レストラン・サミキトノの前がゴルガサリ広場。コテ・アプハジ通りを西に向かうと自由広場に達します。

↑リケ公園内のロープウェイ乗り場。

↑ナリカラ要塞。西へ歩くとジョージア母の像があります。

筆者

ジョージア特派員

fujinee

ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。

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