ニコ・ピロスマニ博物館

公開日 : 2019年06月08日
最終更新 :
筆者 : fujinee

6/7(金)。以前から気になっていたニコ・ピロスマニ博物館に行ってきました。

ニコ・ピロスマニさん(1862~1918)はジョージア国では最も有名な画家です。現在こそ世界的に有名な画家となっていますが、生前ピロスマニが世間に大きく認められる事はなく、貧困な生涯を送ったと言われています。

ピロスマニの絵画はトビリシ市内のナショナル・ギャラリーやジョージア国内シグナギにあるシグナギ博物館などに展示されていますが、ニコ・ピロスマニ博物館はピロスマニが晩年住んでいた部屋をそのまま保存している博物館です。

ニコ・ピロスマニ博物館はメトロ・トビリシのステーション・スクエア駅から徒歩約10分、その名もニコ・ピロスマニ通り沿いにあります。

001.jpg
002.jpg

↑ニコ・ピロスマニ博物館の外観。

入場料は5ラリです。博物館には部屋が二つあります。一つは絵画展示室ですが、警備の問題上、この博物館の絵画は全てレプリカです。

004.jpg
006.jpg

↑絵画展示室と絵画のレプリカ。

そしてもう一つの部屋が、ピロスマニが生涯最後の日々を過ごした自室です。管理者の女性が鍵を開けて入室させてくれます。

008.jpg
011.jpg

↑ピロスマニの生前の自室内。

6畳にも満たないであろう、日照は裏手の小さな窓のみという何とも寂しい部屋です。おそらくピロスマニ本人が使ったと思われる絵筆が展示されていました。僅か10分程度で観覧できますが、ピロスマニの絵画の原点を感じられる場所と言えるのではないでしょうか。

012.jpg

↑部屋でたった一つの窓。

010.jpg

↑絵筆の展示。

019.jpg

↑ニコ・ピロスマニ博物館の入場券。

ニコ・ピロスマニ通りには至るところにピロスマニがあります。そんなものを探しながら帰ってきました。

014.jpg
015.jpg
017.jpg

ニコ・ピロスマニ博物館

住所:29 Niko Pirosmani St,Tbilisi

(29 ნიკო ფიროსმანის ქუჩა, თბილისი)

電話:+995 595 60 62 80

入場料:5ラリ

営業時間:10:00~18:00(月曜定休日)

※営業時間は上記の通りですが、不定期で休館日があるようです。

【英語/カルトリ語表記と発音】

★ニコ・ピロスマニ(Niko Pirosmani or Niko Pirosmanashvili/ნიკო ფიროსმანი or ნიკო ფიროსმანაშვილი/nik'o pirosmani or nik'o pirosmanashvili)

★ニコ・ピロスマニ博物館(State Museum Of Niko Pirosmani/ნიკო ფოროსმანის მუზეუმი/nik'o pirosmanis muzeumi)

★ステーション・スクエア駅(Station Square/სადგურის მოედანი/sadguris moedani)

★シグナギ(Signagi or Sighnaghi/სიღნაღი/sighnaghi)

筆者

ジョージア特派員

fujinee

ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。