ニコ・ピロスマニ博物館
6/7(金)。以前から気になっていたニコ・ピロスマニ博物館に行ってきました。
ニコ・ピロスマニさん(1862~1918)はジョージア国では最も有名な画家です。現在こそ世界的に有名な画家となっていますが、生前ピロスマニが世間に大きく認められる事はなく、貧困な生涯を送ったと言われています。
ピロスマニの絵画はトビリシ市内のナショナル・ギャラリーやジョージア国内シグナギにあるシグナギ博物館などに展示されていますが、ニコ・ピロスマニ博物館はピロスマニが晩年住んでいた部屋をそのまま保存している博物館です。
ニコ・ピロスマニ博物館はメトロ・トビリシのステーション・スクエア駅から徒歩約10分、その名もニコ・ピロスマニ通り沿いにあります。
↑ニコ・ピロスマニ博物館の外観。
入場料は5ラリです。博物館には部屋が二つあります。一つは絵画展示室ですが、警備の問題上、この博物館の絵画は全てレプリカです。
↑絵画展示室と絵画のレプリカ。
そしてもう一つの部屋が、ピロスマニが生涯最後の日々を過ごした自室です。管理者の女性が鍵を開けて入室させてくれます。
↑ピロスマニの生前の自室内。
6畳にも満たないであろう、日照は裏手の小さな窓のみという何とも寂しい部屋です。おそらくピロスマニ本人が使ったと思われる絵筆が展示されていました。僅か10分程度で観覧できますが、ピロスマニの絵画の原点を感じられる場所と言えるのではないでしょうか。
↑部屋でたった一つの窓。
↑絵筆の展示。
↑ニコ・ピロスマニ博物館の入場券。
ニコ・ピロスマニ通りには至るところにピロスマニがあります。そんなものを探しながら帰ってきました。
ニコ・ピロスマニ博物館
住所:29 Niko Pirosmani St,Tbilisi
(29 ნიკო ფიროსმანის ქუჩა, თბილისი)
電話:+995 595 60 62 80
入場料:5ラリ
営業時間:10:00~18:00(月曜定休日)
※営業時間は上記の通りですが、不定期で休館日があるようです。
【英語/カルトリ語表記と発音】
★ニコ・ピロスマニ(Niko Pirosmani or Niko Pirosmanashvili/ნიკო ფიროსმანი or ნიკო ფიროსმანაშვილი/nik'o pirosmani or nik'o pirosmanashvili)
★ニコ・ピロスマニ博物館(State Museum Of Niko Pirosmani/ნიკო ფოროსმანის მუზეუმი/nik'o pirosmanis muzeumi)
★ステーション・スクエア駅(Station Square/სადგურის მოედანი/sadguris moedani)
★シグナギ(Signagi or Sighnaghi/სიღნაღი/sighnaghi)
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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