カラフルな鍾乳洞プロメテウス洞窟
前回のツカルトゥボ観光から、今度はプロメテウス洞窟へ向かいます。
↑ツカルトゥボのターミナル。
ツカルトゥボのターミナルからプロメテウス洞窟までは42番というマルシュルートカ(乗り合いヴァン、以下マルシュ)が片道2ラリであるそうです。しかし、私がターミナルに着いた時はちょうどマルシュが見つからず、タクシーの運転手に声を掛けられました。
往復11ラリで少し高いのですが、マルシュも見当たらないので良いかということで納得しました。ツカルトゥボからプロメテウス洞窟までは30分弱だったでしょうか。
プロメテウス洞窟は、クタイシの郊外のクミスタヴィという場所にある巨大地下鍾乳洞です。1984年にツカルトゥボ在住のジュンベル・ジシュカリアニという学者によって発見されたそうです。
↑プロメテウス洞窟ヴィジターセンター。
↑洞窟発見者の碑。
ヴィジターセンターがあるのでチケットを購入します。鍾乳洞ツアーのチケットを購入。18歳以上の外国人は23ラリでした。ほかにボートツアーもあります。
↑チケット。矢印がツアー開始時間。
鍾乳洞ツアーは、人数が集まってから出発するので待ち時間があります。私の場合は15:00発でした。
↑洞窟の入口付近。
15:00になるとガイドが一名が付いて、ヴィジターセンター向かって左側奥の入口から鍾乳洞に降りて行きます。鍾乳洞のツアーは1時間弱だったでしょうか。
↑鍾乳洞。
鍾乳洞には七色の照明が施されています。幻想的で良いですね。足元は濡れていて、意外と滑るのでスニーカーが良いでしょう。
↑カラフルな照明。
ウォーキングツアーの後は短いボートツアーがあるので、ボートを申し込まなかった場合は洞窟の外で待つことになります。入口と出口は少し離れているので、マイクロバスが待機しています。
↑マイクロバス。
外ではタクシーの運転手が待機していました。途中で乗せた知り合いだという夫婦と意気投合。タクシーの中でトビリシのご当地ソング「トビリソ」を歌い始めました。
でもジョージア人って、幼い頃からコーラス隊で歌っている人が多いので、歌が上手い人が多いのですね。タクシーの中は、良いムードでした。
ツカルトゥボのターミナルからは、行きと同じ34番のマルシュでクタイシのマルシュ・ターミナルまで戻ってきました。しかし、行きは1ラリだった料金を帰りは1.2ラリ請求されました。
↑ツカルトゥボ発クタイシ行きの終点は行きと同じ場所。
クタイシで一泊した後で、マクドナルド脇のマルシュ・ターミナルからトビリシに戻ってきました。
↑クタイシ発トビリシ行きのマルシュ乗り場。
しかしここでも小さなトラブル。クタイシからトビリシまでは10ラリが相場なのですが、12ラリと吹っ掛けられました。あいにく他のマルシュもなく断る訳にもいかなかったので、12ラリを払いました。
ジョージアではたまにこういうことがあります。私はこう考えるようにしています。
もちろん交渉は試みますが、2ラリは現在のレートで約72円です。下がらなかったら、まあ良いではないか、と。
【英語/カルトリ語表記と発音】
★ツカルトゥボ(Tskaltubo/წყალტუბო/ts'q'altubo)
★クミスタヴィ(Kumistavi/ყუმისთავი/q'umistavi)
★プロメテウス洞窟(Prometheus Cave/პრომეთეს მღვიმე/p'rometes mghvime)
★ジュンベル・ジシュカリアニ(Jumber Jishkariani/ჯუმბერ ჯიშკარიანი/jumber jishk'ariani)
★トビリソ(Tbiliso/თბილისო/tbiliso)
★クタイシ(Kutaisi/ქუთაისი/kutaisi)
↑ツカルトゥボのターミナルはこの西側。
↑プロメテウス洞窟。
↑ツカルトゥボからクタイシのマルシュ終点はRed Bridge西岸。
↑クタイシのトビリシ行きマルシュ乗り場。
■プロメテウス洞窟
・URL：https://apa.gov.ge/en/eco-tourism/servisebi-da-tarifebi/Prometheuscave
・料金：
6歳以下：無料
6歳～18歳：5.5ラリ
ジョージア国ID所有者：11.5ラリ
外国人：23ラリ
ボートツアー/ジョージア国ID所有者：11.5ラリ
ボートツアー/外国人：17.5ラリ
音声ガイド：7ラリ
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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