【ジョージア】秋のトゥシェティ②ダルトロ村へ
トゥシェティ地区のオマロ村を拠点に宿を取った私は、周りのいくつかの村へのハイキングを楽しみました。
まずはダルトロという村まで。
オマロ村からダルトロ村はトレッキングルートでは片道約16km。
上り約400m、下り約600mの登山コースです。
基本は一本道なので、MAPS.MEなどの地図アプリを使用すれば、まず迷うことはありません。
↑道中の風景。
私が訪れた9月の中旬はもうシーズンの終わり。
道中はほとんどほかの旅行者とはすれ違いませんでした。
途中、バイクでツーリング中のカップルと遭遇。
野生のラズベリーを取って食していたので合流しました。
話を聞くとちょうどそのダルトロ村に宿泊していて、これから帰る途中だそう。
ダルトロ村は「おとぎ話に出てくるような村」だと教えてもらいました。
長い行程なので体力および気力との勝負となりますが、道中は絶景の連続なので飽きることはありません。
特にダルトロ村が近づくにつれて現れるピリキタ峡谷の山肌は圧巻です。
はるか下を流れるピリキタ・アラザニ川の渓流までは数百メートルはある断崖絶壁。
このピリキタ峡谷を下っていくと現れるのがダルトロ村です。
↑この道の右側は断崖絶壁。
↑ピリキタ峡谷の絶景、谷底までは数百メートルの断崖絶壁です。
↑ピリキタ・アラザニ川。
ダルトロ村はチェチェン共和国からわずか5kmの僻地、まるで現代社会を拒む要塞のように谷底にたたずんでいました。
ダルトロ村にはゲストハウスもあり、シーズンには泊まることもできます。
私の場合は1日でオマロ村まで帰る予定でしたので、ひととおり村を回って退散しました。
オマロ村出発が10:30、宿への帰宅が19:00、8時間半のハイキングとなりました。
↑ダルトロ村。
↑まるで牛たちが出迎えているかのよう。
↑ダルトロ村の建築、少しずつ補修しながら保存しているそうです。
↑ダルトロ村。
↑私が宿泊していたオマロ村のHotel Tsasne。
↑ダルトロ村。
【英語/ジョージア(カルトリ)語表記と発音】
オマロ村(Omalo/ომალო/omalo)
ダルトロ村(Dartlo/დართლო/dartlo)
ピリキタ峡谷(Pirikita Gauge/პირიქითის ხეობა/p'irikitis kheoba)
ピリキタ・アラザニ川(Pirikita Alazani River/პირიქითის ალაზანი/p'irikitis alazani)
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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