【2020年11月28日より】ジョージアの外出規制対策が決定

公開日 : 2020年11月27日
最終更新 :
筆者 : fujinee

ジョージア政府は2020年11月26日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた新たな制限措置を発表したところ、おもな点は以下のとおりです。

これらの制限は11月28日(今週土曜日)より有効で、文中に記載されている例外期間を除き、来年1月31日まで有効とされています。

また、この規制にともない、来年1月3日から15日までは休日となる旨が発表されています。

1. 全国的な制限

・21時から翌朝5時まで、徒歩を含む外出は禁止されます。

(大晦日(12月31日)およびジョージア正教会のクリスマスイブ(1月6日)は例外的に規制が解除されます)

・都市間を移動する鉄道やバスの運行が停止されます(自家用車やタクシーは利用できます)。

・レストランなどの飲食店は、持ち帰り、配達およびドライブスルーの形態のみ営業が許可されます。

・フィットネスジムやスイミングプールは営業停止となります。

・あらゆる種類の会議、トレーニング、文化行事、娯楽イベントについてはオンラインでのみ開催が許可されます。

・スポーツや芸術関連、文化関連などのイベントや学校行事についてはすべて禁止されます。

2. トビリシ、バトゥミ、クタイシ、ルスタヴィ、ゴリ、ポティ、ズグディディ、テラヴィの各都市における追加の規制

・バス、ミニバス、地下鉄などすべての都市内公共交通機関が運行停止となります。

※日中のタクシーについては規制されていません。

・薬局・食料品など例外として許可された業種を除き、すべての商店の店頭営業は禁止となります(オンラインショッピングや出前サービスは許可されます)。

・野菜および果物を扱う市場以外の屋外および屋内の市場の店頭営業は禁止となります。

・学校や教育機関(医学部を除く)は、リモート授業のみとなります。

・幼稚園は閉園となります。

3. スキー場に関する規制

・スキー場のホテルは、政府指定の隔離施設としての運営のみ許可されます。

・ゲレンデおよびリフトの運用は禁止されます。

4. 限定的な緩和措置

・12月24日〜1月2日

商店および市場の営業再開、都市間交通、上記各都市の交通機関の運行再開が予定されています。

・1月3日〜1月15日

当該期間は休日となります。

11月28日に導入されたすべての規制が再導入されます。

銀行などを除き、公的機関、企業は営業を停止します。

・1月16日〜31日

各週末を除き、商店および市場の営業再開、各種公共交通機関の運行再開が予定されています(※いずれの期間も夜間の外出制限は有効なままです)。

5. その他

・規制期間中、営業に制限がかからない業種一覧

(1)建設業

(2)銀行および金融仲介業

(3)食料品店、動物飼料店、薬局、獣医薬局、家庭用化学衛生品店、印刷出発物販売店(キオスクなど)

(4)配送サービス

(5)美容院・理髪店、美容医療センター

(6)車両の修理・車検メンテナンス・修理サービス

(7)家庭用機器の修理サービス

(8)果実・野菜農産品業市場など

 なお、タクシーを含む軽車両の移動は制限されません。

※以上、大使館からのメールを一部引用。

※画像はトビリシのパン屋です。

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筆者

ジョージア特派員

fujinee

ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。

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