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2021年7月11日

【ジョージア】夏のヘヴスレティ⑤~石を積む風習


【ジョージア】夏のヘヴスレティ⑤~石を積む風習

私のヘヴスレティ・ハイキングは4泊5日の日程となりました。


2日目と3日目の晩は、ムツォ村にあるゲストハウスに宿泊。


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↑ムツォ村。


このムツォ村にも要塞があります。


そのムツォ要塞にも訪れてみました。


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↑ムツォ要塞。


ムツォ要塞は山の上にあり、10分ほどの登山が必要になります。


登山道には、わかりやすいように印がつけてあります。


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↑登山道を表す印。


ムツォ要塞は、いまから500年ほど前に建てられたものであることを、宿の人から教わりました。


シャティリ要塞と同じく、この辺りの地層から出土する平たい石を積み上げて建てられており、内部構造には木材が用いられています。


要塞からは、ムツォ渓谷を一望できます。


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↑ムツォ要塞。


私が宿泊したSweet Homeは新しい宿で、まだサイトへの登録はありません。


バックパッカー向けの廉価宿といった感じで、宿泊初日はそういった人々が多数宿泊していました。


この宿では、ドミトリーの食事なしで30ラリという激安価格で泊めてもらいました。


食事は持参した食材で自炊。


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↑ムツォ村で宿泊したSweet Home。


ムツォ村には現在3家族のみが生活しているそうです。


ほかに宿泊施設は見当たらなかったので、この宿を見つけられたことは幸運でした。


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↑ムツォ要塞でも部分的に木材が使われています。
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↑こちらにも人骨が。


宿泊2日目は私以外の客がいなかったので、宿の家族といろいろな話をしました。


例のアルドティ村の少女の話をすると、その少女と知り合いだという男性を連れてきてくれました。


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↑ムツォ要塞。


私がこのヘヴスレティで興味を持ったのは、積み石の風習です。


先月訪れたウダブノ村でも、ドドルカ修道院 を訪れたときに積み石に遭遇しました。


このヘヴスレティ地区でも、いたるところに積み石が見られます。


そもそも、シャティリやムツォ、アルドティの要塞も、巨大な積み石と言えるでしょう。


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↑アルドティ村の墓地。


アルドティ村の麓には墓地がありました。


この墓地でも、多くの積み石が散見されます。


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↑墓標には、積み石が目立ちます。


この辺りの積み石の風習について尋ねてみました。


ヘヴスレティ地区の特徴的な積み石としては、泉の場所を示す積み石があるそうです。


この地区では、泉や湧き水は尊いものとされています。


泉の多くには、その発見者を称えた石碑が建てられています。


そしてその場所には積み石をするそうです。


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↑ヘヴスレティ各地で見かけた湧き水の石碑。
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↑石碑には発見者のポートレートが。


ほかには墓地のように魂が眠る場所、人が亡くなった場所、あるいはその人のゆかりの場所などに積み石をする風習があるようです。


特にアルグニ川沿いでは、多くの積み石を見かけました。


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↑アルグニ川沿いで見られた積み石。
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↑こちらの石碑は幼くして亡くなった少年を祀っています。


ヘヴスレティの山岳地帯を「ピリキタ」と呼びます。


ジョージア語で「あちら側」という意味です。


これは熊十字峠を境にヘヴスレティ地区を区切った呼び方だそう。


平地側を「ピラケタ」、山側を「ピリキタ」と呼ぶそうです。


「ピラケタ」は「こちら側」の意味。


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↑ムツォ要塞と渓谷。


またヘヴスレティ地区には村同士にも細かい掟があり、たとえばシャティリ村の住人はムツォ村に土地を持つことはできないそう。


このような地元のルールについていろいろと教わりました。


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↑ムツォ要塞から見下ろす渓谷。


最終日の4日目は、またシャティリ村のゲストハウス・ツィナ・ツィヘ に戻って一泊しました。


この晩の月の出の時刻は24:06。


22時頃にスマホの灯りを頼りに散歩に出ました。


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↑シャティリ要塞(昼)。


暗闇に浮かび上がる中世の要塞。


頭上には無数の星。


その幻想的なコントラストにしばし呆然と立ち尽くします。


空のひしゃくがまさに要塞をすくい上げようとしていました。


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↑シャティリ要塞(昼)。


少し意地悪な書き方になってしまいますが、この情景はジョージア国のシャティリ村を訪れて実体験してみてください。


テクノロジーが進歩しても、現在のカメラ技術では、この美しさは表現できませんから。


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↑シャティリ要塞(昼)。


【ムツォ村で宿泊した宿】
■スイート・ホーム(Sweet Home/仮名)


まだできたばかりの宿で、正式名称はありません。


ドミトリー(相部屋)、食事なしで1泊30ラリで泊めてもらいました。


部屋によって価格は変わるかもしれません。


サイト登録もないので、インスタグラムのアカウント"guest_house_mutso"に事前に予約確認の連絡(英語など)をくださいとのこと。


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↑Sweet Homeのドミトリー。


【マルシュ情報】
シャティリ村→トビリシ
・日時: 木/日 12:00 シャティリ村中心部発
・運賃: 25ラリ(降車時に支払い)
※マルシュは村の中心部から出ますが、橋のところ(画像参照)で待っていればよいと言われました。


1ラリ≒35.0円(2021年7月11日現在)


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↑シャティリ村の橋。


【ジョージア語の表記と発音】
・ピリキタ(პირიქითა/p'irikita)
・ピラケタ(პირაქეთა/p'iraketa)


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↑シャティリ村。



↑ムツォ要塞。


↑私が宿泊したSweet Home(仮)は、道を隔ててこの場所の向かい側です。

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    僕が世界一好きなジョージアの音楽バンド「Nino Katamadze & Insight」のコンサートを観に2017年夏にトビリシを訪れましたが、せっかくだからそのバンドのコンサートを観る事が出来るトビリシに住もうと決心し、2018年7月から移住します。音楽や芸術が好きなので、そういう記事が多くなると思います。 DISQUS ID @disqus_dT83Ff39Sr

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