【ジョージア】8月14日よりコロナウイルス対策規制を一部強化
●ジョージア政府より、新型コロナウイルス感染症対策として新たな制限措置が発表されました。
●2021年8月14日から9月4日の間、各種公共交通機関の停止、大規模イベント等の開催中止、子供用娯楽施設の営業停止、飲食店の営業時間短縮などが発表されています。
1.2021年8月12日、ジョージア政府は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた新たな制限措置を発表したところ、主な点は以下のとおりです。これらの制限は8月14日から9月4日まで有効とされています。
●公共交通機関の停止(都市間を移動するための交通機関は対象外)
●フェスティバル、スポーツイベント、大規模イベントの開催中止(国際スポーツイベントは対象外)
●子供用娯楽施設の営業停止
●飲食店の閉店時間を23時とする(これまでは24時)
2.ジョージア保健当局の発表によれば、8月13日の新規感染者数は5,359人、死亡者42人で、一日の感染者数は8月10日以降4日連続で5,000人を超え、感染は急速に拡大しています。
また、本日の新規感染者5,359人のうち、2,187人がトビリシ市内、813人がバトゥミ市が位置するアジャラ自治共和国で確認されているなど、都市部を中心に、地方においても感染拡大が続いています。
ジョージア保健当局の発表によれば、8月13日現在、新型コロナ患者用の病床の空きは560床、隔離施設の空きは2,905床となっており、万が一、新型コロナウイルス感染症を発症し搬送を希望する場合でも、中等症、軽症者用搬送先の空きがなく、自宅待機を余儀なくされる可能性もありますので、在留邦人の皆様におかれましては、これまで以上に危機感を持って感染予防対策に取り組んでいただき、不要不急の外出自粛や、指定された場所でのマスク着用やソーシャルディスタンスの励行等、各種制限を遵守するなど、感染予防対策の徹底をお願いします。
新たにジョージアへの渡航を計画されている方におかれては、日本政府は当地の新型コロナウイルスの感染状況に鑑み、現在もジョージアには「渡航中止勧告」を発出していますので、どのような目的であれ渡航の中止を勧告していることに留意して下さい。
発熱や味覚障害など、新型コロナウイルス感染が疑われる症状を自覚した場合には、直ちに【112】に電話してください。【112】は本来緊急用の電話番号ですが、現在は英語対応によるオンラインクリニックへ繋がり、症状等について相談することが可能になっています。
感染の疑いがない状況で、新型コロナウイルスに関して何らかの相談をしたい場合には、
・政府ホットライン【144】
・ジョージア保健省ホットライン【1505】
をご利用ください。
なお、感染が疑われた場合には、可能な限り在ジョージア日本大使館にもご連絡いただきますようお願いいたします。
※以上、大使館からのメールを引用。
※画像はトビリシの巨大アパートです。
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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