町全体がまるで展望台、石畳の町ロシュピナ

公開日 : 2015年11月09日
最終更新 :

前回紹介したツファットから西に5キロの場所にある町、ロシュピナ。1800年代にツファットのユダヤ人の一部が移り住んできたことにより生まれた小さな町で、石造りの家々が作り出す町並みが美しい場所です。ツファットよりも宗教色が薄く町の雰囲気はオープン。かわいいカフェレストランやB&Bが充実しておりガレリヤ地方観光の宿泊拠点として人気があります。

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ロシュピナの見どころは何と言っても周囲の自然が織りなす絶景です。高台に位置する町であるため、まさに町全体がガレリヤ地方を一望できる展望台!実際、町のいたるところに小さな展望台があり、おいしい空気を吸いながら景色を楽しむことができます。

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町の観光の中心はNimrod Lookoutという展望台の周辺です。この展望台からの眺めは抜群で、ロシュピナ観光の目玉の一つでもあります。そして周辺には石造りの町並みから成るアートギャラリーやレストラン、B&Bが集まっていて散策が楽しいスポットです。

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なお、Nimrod Lookout は2006年の第二次レバノン戦争で戦死したロシュピナ出身の青年Nimrod君の父親が、ここからの眺めが大好きだった息子のための慰霊碑として建てたもの。展望台ではNimrod君をはじめとした幾人かの殉死した兵士の写真と生前のストーリーが紹介されており、周囲の美しい景色と裏腹にどこか感傷的な雰囲気が漂います。

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展望台から街を下ると、多くの客で賑わい一際人目を引くPina BaRosh というレストランがあります。ロシュピナで評判の高いレストランの一つで、オープンテラスからの絶景と美味しい食事を一度に楽しむことができます。

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屋内にはバーもあり、インテリアも素敵です。

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レストランにはB&Bも隣接しており、宿泊棟の石造りのアーチが魅力的。

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ロシュピナはコンパクトな町にたくさんの絶景ポイントが点在し、個性的なアートギャラリー、レベルの高いレストラン、石造りの美しい家々が軒を重ねる、ぎゅっと魅力が詰まった町なのです。ガレリヤ湖観光などでイスラエル北部を訪れる際は、ぜひツファットとロシュピナにも足を運ぶことをお勧めします。

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