【ベツレヘム/Bethlehem】イエス生誕の地"ベツレヘム"へ〜ミルク・グロッド教会〜
シャローム!(こんにちは)
イスラエルのテルアビブに在住している、がんちゃんです。
いまなお、猛威を振るうCOVID−19が収束した後に、ぜひ訪れてほしいおすすめの観光Spotやイスラエルの最新情報をUpしていきたいと思います。
パレスチナ自治区にある街"ベツレヘム(Bethlehem)"に日帰りバスツアーで行ってきた際のレポート、第2弾です。
今回は、マリアに纏わる可愛い伝説のある"ミルク・グロッド教会"について、記載したいと思います。
聖誕教会から、東に5分ほど歩くと見えてくる"ミルク・グロット教会"。
現在の教会は、1892年にフランシスコ修道会によって建てられたもの。
乳白色の美しいこの教会には、近所のキリスト教徒やムスリムによって、語り継がれてきた伝説がある。
【可愛い伝説のある教会】
マリアが洞窟の中で、生まれたばかりのイエスといる時に、天使から「ヘロデ大王が*幼児虐殺を企てているから、早く子供をエジプトに逃さなければならない。」と、聖ヨセフにお告げがあった。
出かける準備をしながら子供を見守るマリアを急かしたら、母乳が何滴か地面にこぼれ、赤かった地面が乳白色に染まったのだという。
ミルク・グロット教会が見渡す限り乳白色なのはこのためと言われている。
彼らは、ヘロデ大王が亡くなるまでの3年間をエジプトで過ごし、その後はナザレに戻り、イエスが30歳になった頃から宣教活動始めたと言われている。
なぜ、30歳という年齢の区切りかというと、ユダヤ教徒の指導者にあたる"ラビ"は30歳からしかなれないためである。
【マリアの珍しい絵】
ミルク・グロッド教会はそんな言い伝えから、不妊に悩むカップルや、乳が出にくい女性たちが昔からお祈りを捧げに訪れたと言われている。
教会の奥にはイエスにお乳を与えている、マリアの珍しい絵が飾られている。
【ミルク・グロットの壁を削ったお土産】
教会の内部では神父様が、ミルク・グロット教会の壁を削った白い粉を販売している。
白い粉をお茶に煎じて飲むと、"子を授かる"という言い伝えがあり、全世界から求めてやってくる方がいるんだとか。
こちらでしかお目にかかれないものなので、いくつか購入してみた。
壁には、"子供を授かった"という報告で、世界中の赤ちゃんの写真がズラーッと並んでいた。
可愛いらしい言い伝えのあるミルク・グロット教会は、温かい雰囲気に包まれていた。
ぜひ、ベツレヘムを訪れたら立ち寄りたいスポットのひとつである。
By がんちゃん
筆者
イスラエル特派員
がんちゃん
2019年末から配偶者の帯同でテルアビブ生活を始めました。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。