【Rosh Hanikra Grottes】イスラエル版「青の洞窟」へ

公開日 : 2022年11月21日
最終更新 :

シャローム!(こんにちは)

イスラエルのテルアビブ在住のがんちゃんです。

いまなお、猛威を振るうCOVID−19が収束した後に、ぜひ訪れてほしいおすすめの観光スポットやイスラエルの最新情報を紹介していきたいと思います。

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今回は、イスラエルの北に位置する町「ナハリヤ(Nahariya)」の、レバノンとの国境沿いにある「ロシュ・ハニクラ・グロット(Rosh Hanikra Grottes)」を訪れた際のレポートです。

私が住むテルアビブからは、車で約2時間30分ほどでした。

イスラエル版「青の洞窟」ロシュ・ハニクラ・グロット

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白く輝く崖をロープーウェーで下りながら望むコバルトブルーの地中海。そして、洞穴から眺めるセルリアンブルーの海面の美しさには、すっかり魅せられました。

ロシュ・ハニクラ・グロットは、石灰岩の崖が波に侵食されたことによってできた洞窟です。

洞穴からは、セルリアンブルーの海がキラキラと輝き、それは美しい光景。

まさに、イスラエル版の「青の洞窟」を体験できる場所として有名です。

冒険のような洞窟までのアクセス

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石灰岩の崖をロープーウェーで下に降りると、洞窟への道があります。

ロープーウェーの乗車運賃は、大人1名49NIS(約1715円 2022年3月現在)。

乗車時間は2分ほどです。

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洞窟の中へと続く道は、冒険の始まりのようでワクワクしました。

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洞窟の中に響くザザーっという波の音は清涼感があり、夏には避暑地として訪れる人も多そう。

しばらく歩くと洞穴から美しいセルリアンブルーの海が臨めました。

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光が差し込んで、キラキラ光る海面も綺麗です。

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洞穴を出ると、白く輝く石灰岩の崖を下から見上げることができます。

こちらは、「エレファントレッグ」という名前のついた、岩なのだそう。

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地中海のまた違った表情を見ることができて、心に残る体験でした。

トルコからエジプトを繋いだ鉄道跡

ロシュ・ハニクラのもうひとつの見どころは、第二次世界大戦中に委任統治をしていたイギリスが敷設した鉄道跡。

ロシュ・ハニクラ・グロットを挟んでトンネルがあり、中に入ることができます。

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イギリスが作った軌道は、トルコからエジプトまで続いていたというのですから、その長さに驚きます。

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来たルートをロープーウェーで登り、坂道を歩いていて目に入ったのは、レバノンとの国境のフェンス。

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国交の無い、イスラエルとレバノンの国境は固く閉ざされています。

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絶景を見て歴史に触れられる「ロシュ・ハニクラ」へ、ぜひ足を運んでみてください。

筆者

イスラエル特派員

がんちゃん

2019年末から配偶者の帯同でテルアビブ生活を始めました。

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