栃木県の小江戸。とちぎ蔵の街を散策!

公開日 : 2018年06月10日
最終更新 :
筆者 : KEY

栃木県栃木市。

この街は栃木県の小江戸。蔵の街として知られているのはご存知でしょうか?

重厚な佇まいの蔵やレトロな洋館、市の中心を流れる巴波川では遊覧船が当時の面影を残し、気ままに散策するのにピッタリです。

・蔵の街大通り

栃木市倭町(やまとちょう)と読みます。

早速、蔵の街を散策してみましょう。

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一見すると普通の現代の街並みです。

ですが、所々に昔の風情を感じる場所はあるのです。

電線が無いのに気が付くでしょうか?

これには訳があるようで、理由は後程・・

・三桝屋本店\t
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創業嘉永元年(1848年)、江戸時代から続く人形店のようです。

このように歴史を感じる建物が混在してます。

その向かいには

・街並みに溶け込むスタバ

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近代的なスタバーックスもこの様に景観を守ってるのが分かりますね。

先に進んでみます。

・コエド市場

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小江戸と掛けてると思われますが、栃木市のアンテナショップと名産品やFMラジオ発信してますので覗いてみると良いでしょう。

・本澤商店

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日星肥料とありますが、元は日本最初の化学肥料製造会社で日産化学工業製の肥料の看板になってます。

現在はお漬物も販売しているようです。

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江戸と明治時代の洋館なども混在してるも良いですね。

近代化遺産と言うべきなのかも知れません。

観光案内所もあるのでここで地図や情報を入手できます。

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江戸末期からの商家の建物を利用して、観光案内や栃木の各種物産の販売を行っています。

・神明宮

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この地の氏神として天照大御神を祀って建てられた。

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「とちぎ」の地名は、この神明宮の屋根ぐしの千木(ちぎ)から生まれたと言われてるようです。

・第二公園

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明治33年5月皇太子殿下ご婚儀の慶事記念として設けられたもので、皇太子殿下御成婚記念碑、日露戦争記念碑、ひょうたん池があり、一方には広場が設けられ、樹木等の配植とあわせて調和のとれた日本庭園でした。

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その後、年とともに変わり、特に昭和35年度からは毎年整備を続け、児童遊戯施設を取り入れた都市公園(近隣公園)に整備されました。

今では近隣の憩いの場として利用されてるようです。

・とちぎ山車会館(だしかいかん)

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栃木の山車は、江戸末期から明治時代にかけて作られた江戸型人形山車で、見事な彫刻と刺繍がほどこしてあり、職人たちの優れた技の結晶を見ることができる。

その「とちぎ秋まつり」は、明治7年(1874)にはじまり、現在、県指定有形民俗文化財の山車6台と他に3台の山車、獅子頭を合わせ10台が2年に一度大通りを練り歩く。

・冒頭で述べた電線が無いのはこの山車がぶつからない様配慮したんですね。

営業期間\t公開:9:00~17:00 休業:月 祝日の場合翌日 12/29~1/3\n

・とちぎ蔵の街美術館

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およそ200年前に建てられた土蔵3棟を改修し、平成15年3月に開館しましたようです。この土蔵だけでも見ごたえがあり、栃木県ゆかりの美術品などが展示されています。

営業期間\t開館時間:9:00~17:00 入館は16:30まで 休館日:月曜日休館※月曜日が休・祝日の場合は翌日休館 休館日:12月29日~1月3日 休業日:12月29日~1月3日\n

・塚田歴史伝説館

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ハイテク人体ロボットによる蔵芝居「うずま川悲話」が好評です。

営業期間\t公開:9:30~17:00 休業:月 ・月曜日が祝日の場合は開館 ・年末年始は休館\n

・巴波川(うずまがわ)

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この地域は、江戸時代からこの川を利用した交易で栄えた街。

黒塗りの蔵と川の流れが見事な景観を醸し出してますね。

・蔵の街遊覧船

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〒328-0037 栃木県栃木市倭町2-6

蔵の街遊覧船待合処 ※旧喜多川邸(塚田歴史伝説館となり)大人700円 TEL 0282-23-2003

4月~5月ならば圧巻の鯉のぼり等も見れたかもしれませんね。

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かんぴょうの幟が見えます。

実は栃木県の干瓢(かんぴょう)は、全国生産量の98%以上を占める代表的な特産物で夕顔の実を紐状に剥き、真夏の太陽熱にて2日間にわたり干し上げた乾物食品です!

次回、かんぴょうを使ったご当地グルメを紹介したいと思います。

筆者

栃木特派員

KEY

生まれも育ちも栃木県です。新たな時代の変化など自分の目で確かめ、少しでも栃木県の魅力を発信できればと思い執筆しています。

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