宇都宮中心部にある大谷石の聖堂【松が峰教会】

公開日 : 2020年02月15日
最終更新 :
筆者 : KEY

宇都宮といえば餃子がパッと思いつくかもしれません。

しかし宇都宮には大谷石文化があります。

宇都宮には大谷石を使った建物が多数存在します。

そんななかから今回はとっても珍しい大谷石造りの教会を紹介。

カトリック松が峰教会です。

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松が峰教会は、1888(明治21)年にパリ外国宣教会のカジャック神父によって川向町に建てられ、「宇都宮天主公教会」として創立されました。

1895(明治28)年には、現在の松が峰に土地を移し、創立100年。聖堂は献堂75年を越える歴史があります。

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松が峰教会の聖堂は、スイス人の建築家マックス・ヒンデル氏の設計による建築物です。

また、ヒンデル氏の日本における代表作のひとつであり、最後の教会建築作品でもあります。

聖堂の内外壁に用いられている大谷石は、旧帝国ホテルに用いられた場所と同じ大谷の採石場から切り出されたものに、石工職人によりさまざまな意匠が施されています。

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教会では、毎日曜日「ミサ」がささげられ、誰でも参加することができます。

聖堂、敷地内の見学・散策はいつでもできます。

気兼ねなく訪れてみるといいでしょう。

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【カトリック松が峰教会】

・住所: 〒320-0807栃木県宇都宮市松が峰1-1-5

・アクセス: 東武宇都宮駅から徒歩5分

JR宇都宮駅西口からバスで東武駅前、または東武西口下車、徒歩5分

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筆者

栃木特派員

KEY

生まれも育ちも栃木県です。新たな時代の変化など自分の目で確かめ、少しでも栃木県の魅力を発信できればと思い執筆しています。

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