日光田母沢御用邸記念公園【日光市】

公開日 : 2020年06月14日
最終更新 :
筆者 : KEY

日光と言えば世界遺産の東照宮に注目が行ってしまいますが、その傍らに田母沢御用邸があります。

普段は観光客でごった返す日光も今はとても静かで落ち着いて見れます。

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入場にはアルコール除菌は当然ながらさらに体温を測定してマスク着用になります。

どこでもコロナ対策は必須になっております。

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日光田母沢御用邸は、日光出身で明治時代の銀行家・小林年保の別邸に、当時、赤坂離宮などに使われていた旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部(現在の三階建て部 分)を移築し、その他の建物は新築される形で、明治32年(1899)に大正天皇(当時 皇太子)のご静養地として造営されました。その後、小規模な増改築を経て、大正天皇のご即位後、大正7年(1918)から大規模な増改築が行われ、大正10年(1921)に現在の姿となりました。

昭和22年(1947)に廃止されるまでの間、大正天皇をはじめ、三代にわたる天皇・皇太子がご利用になりました。戦後、博物館や宿泊施設、研修施設として使用された後、栃木県により3年の歳月をかけ、修復・整備され、平成12年(2000)に記念公園として蘇りました。

建物は、江戸時代後期、明治、大正と三時代の建築様式をもつ集合建築群で、現存する明治・大正期の御用邸の中では最大規模のものです。これらの建物や庭園から、当時の建築技術や皇室文化を垣間見ることができます。

平成15年(2003)に貴重な建造物として「国の重要文化財」に指定され、平成19年(2007)には「日本の歴史公園100選」に選定されました。四季折々の風情ある庭園と日光田母沢御用邸の100年に及ぶ荘厳な趣きを是非ご堪能ください。

※本公園は、国有地の無償貸付を受けております。

(公式ウェブサイトより。https://www.park-tochigi.com/tamozawa/facility

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御玉突所

諸外国との交遊のために、ビリヤードを嗜んでおられました。ビリヤードは四ツ玉と呼ばれる競技台で、ポケットがありません。手洗いを除く、台と照明器具等が復原されました。

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謁見所(えっけんじょ)

天皇陛下が公式の来客との面会に使用された部屋です。

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御学問所は創られた当時から梅の間と呼び慣わされてきました。

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このカーペットの斑模様が高級感ありますね。

と思ってるとこれは雲現象といって実は現代でも原因不明の現象なのです。

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左のシダレザクラは樹齢400年以上。

母屋と共に見応えがありますね。

■日光田母沢御用邸記念公園管理事務所

・住所: 〒321-1434 栃木県日光市本町8-27

・TEL: 0288-53-6767

・FAX: 0288-53-6777

・開園時間: 4月~10月 9:00~17:00(受付は16:00まで)/11月~3月 9:00~16:30(受付は16:00まで)

・休園日: 

毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)および年末年始(12月29日~1月1日)

※ただし、4月15日~5月31日、8月13~16日、10月1日~11月30日、1月2~5日の期間は休まず開園

・入園料 大人550円(団体20人以上450円)、小中学生270円(団体20人以上220円)

・アクセス: JR日光駅、東武日光駅より約3km/

JR日光駅、東武日光駅より東武バス(湯元温泉行き、中禅寺温泉行き、奥細尾行き、清滝行き)「日光田母沢御用邸記念公園」下車1分/

日光宇都宮道路日光ICから約3.8km/日光だいや川公園から約7.3km

・駐車場: (2時間まで)大型車1100円、普通車250円、二輪車100円

筆者

栃木特派員

KEY

生まれも育ちも栃木県です。新たな時代の変化など自分の目で確かめ、少しでも栃木県の魅力を発信できればと思い執筆しています。

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