浅草大観光祭 〜奥山風景〜
今年は浅草寺本堂落慶50周年。
これを記念して浅草では浅草大観光祭が開催されています。
期間:平成20年10月1日〜11月25日
中でも注目を浴びているのが、浅草寺境内に再現された江戸の町。
奥山風景
〜奥山(新奥山)〜
江戸の昔、今の浅草寺本堂の西北一帯は、俗に「奥山」と呼ばれ、
江戸の盛り場として大道芸人や見世物小屋で大いに賑わう著名な場所であった。
奥山の名の由来は記録にないが、おそらく、その位置が本堂の奥にあることから
名付けられたと思われる。
明治以後、その賑わいは浅草寺西側の浅草公園六区へと移り、
六区は日本一の興行街・映画のメッカとして栄えたが、
その前身が奥山だったといわれる。
現在は、この地を「新奥山」として整備し、諸碑が建設されている。
この中には、往時の浅草の賑わいを伝える記念碑も建てられている。
金龍山 浅草寺
ということで、大道芸人や見世物小屋が再現された
当時の江戸の町、「奥山」を体験してまいりました。
↑入り口の門の横には「両替」と書かれた両替所があります。
300円で1枚の小判に替えることができ、
施設内で支払うお金として使うことができます。
なんでも江戸時代後期に造られた小判とほぼ同じ大きさなんだとか。
↑すぐに目に飛び込んでくるのが「花やしき」と書かれた矢場(3本300円)
小さな小屋ですから、決して浅草名物の
”花やしき遊園地”ではなさそうです (←あたりまえだ)
この小屋でジェットコースターが走ってたら大スクープでございます。
↑江戸小物や玩具はもちろん、江戸風茶屋あり、辻番所、火見櫓、酒場あり。
↑素敵な職人さんもいらっしゃいました。
このように職人さんの手仕事も実際に見ることができます。
↑奥山座の演芸場もあります。
口はハーモニカ、足はカスタネット、手はギター。
さらにお皿まで回しちゃうという恐るべし芸人さん。
源氏太郎さんも登場
さすが演芸の街、浅草です。
↑規模的にはさほど大きく感じませんでしたが、
江戸情緒がたっぷりと詰まった奥山風景。
来月まで開催しているようなので、
ちょろっと江戸を覗きにお出かけしてみてはいかがでしょうか。
さて、今後も浅草寺周辺では催し物がもりだくさん。
★↑”平成中村座”です。
中村勘三郎丈が座頭の一座が、浅草寺本堂落慶五十年を記念して
2ヶ月間の特別興行を開催します。
期間:10月2日(木)〜11月25日(火)
場所:浅草寺本堂裏広場
★宝蔵門大わらじ奉納式。
昭和16年に護国の象徴として村山市出身の松岡俊三氏が納め、
彫刻家の村岡久作が宝蔵門復元時に仁王像(吽像)を彫ったことを記念し、
宝蔵門にかかる大わらじを取り替えられる奉納式。
仲見世では大わらじを曳いて、お練りが行われる行事があります。
期間:10月26日(日)
場所:浅草寺・仲見世通り
★浅草おどり
浅草芸者が七年ぶりに伎芸を舞台披露。
期間:10月28日(火)、29日(水)
場所:浅草公会堂
★東京時代まつり
平成元年から始まった東京時代まつり。
東京の歴史、江戸から現在の東京に至るまでの歴史、文化・人物・風俗を、
時代絵巻行列によって再現するお祭りです。
期間:11月3日(祝)文化の日
場所:馬道通り〜雷門通り
などなど。
ただいま浅草は、江戸にタイムスリップ中
◆浅草奥山風景の情報◆
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