小石川後楽園(梅まつり)

公開日 : 2009年02月24日
最終更新 :
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まだまだ寒い日が続いておりますが、

東京は梅の花が咲く季節となりました。

先週くらいが一番見ごろのようでしたが、

”梅まつり”は3/1まで開催されているということで

ちょっと覗きに行ってみました。

小石川後楽園

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↑今年の梅はそろそろピークを超えて、少々花数も減ってきているようですが、

まだまだ見応えはありました。

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↑無料でガイドさんが案内してくれる時間帯があり、

梅の花について詳しく説明してくれています。

※庭園無料ガイド

土曜日、日曜日、祝日限定

午前11時と午後2時

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こんなにじっくりと梅の花を見たのはいつぶりでしょうか・・・。

ぼんやりと物思いにふけりながら、

春を待つ静かな時間が過ぎようとしていました。

が、

♪もうすぐは〜〜〜るすですねぇ♪

♪恋をしてみませんか♪

♪もうすぐは〜〜〜るすですねぇ♪

♪恋をしてみませんか♪

♪もうすぐは〜〜〜るすですねぇ・・・・・

脳裏でしつこいくらいに繰り返されるキャンディーズの春一番。

静かな一時というよりも、曲に合わせて今にもスキップしそうな雰囲気。

いや、

やりませんけど。

こんなに盛り上がってきた梅見物でしたが、

小石川後楽園は見所がたっくさんあるので、

スキップ、いや、梅見物も早々に中断して園内を探検。

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↑小石川後楽園は、文化財保護法によって”特別史跡”と”特別名勝”に指定されており、

都内にいくつかある庭園の中でも、この2つの指定を受けているのは

”浜離宮”と”小石川後楽園”だけということで、東京を代表する庭園でございます。

江戸時代初期に水戸徳川家の頼房が、江戸の中屋敷の庭として造り始めたもので、

完成したのは二代藩主の光圀の時代だったそうです。

光圀といえば・・・

人生楽ありゃ苦もあるさ

皆様もご存知のこの方。

水戸黄門様でございます

この黄門様にちなんでなのか・・・

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↑黄門様の衣装を着て記念撮影ができます

残念ながらスケさん、カクさんの姿は見あたりませんでしたが、

せっかくなので、思い切って黄門様になってみてはどうでしょうか。

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↑この庭園は池を中心とした「回遊式泉水庭園」になっています。

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↑池の中心には蓬莱島と呼ばれる小さな島が浮かんでおり、

徳大寺石を見ることができます。

なんでも琵琶湖を表現した景色なんだとか。

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↑円月橋。

丸い石橋が水面に反射して満月のように映し出されます。

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↑九八屋。

江戸時代の酒亭で、九八屋の名前の由来はというと、

「酒量は昼は九分目、夜は八分目にすべし」という意味からなんだとか。

なるほどね・・・

やっぱり昼は九分目よね・・・

って、昼からずいぶん飲むじゃないのっ ( ̄▽ ̄|||)

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↑黄門様は庭園を造る際に明の儒者である朱舜水の意見をとり入れ、

中国の造園手法で石畳などを表現し、情緒あふれる中国景色も見られます。

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↑湖あり、山あり、川あり、田園あり。

まだまだ見所がたくさんあり、

1つ1つ紹介していたらキリがありませんので、

これは実際に足を運んでほしいと思います。

機会があれば、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

間もなく桜も咲きますよ〜

◆小石川後楽園◆

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