東京牛乳

公開日 : 2009年07月16日
最終更新 :
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いきなりですが・・・

なぜに東京で牛乳なのか

先日、スーパーの牛乳売り場で立ち止まり、

約3年ほど前から関東地域限定で販売されている

東京産生乳100%の「東京牛乳」を見つめ、

しばらく考え込んだ、東京特派員、松尾です。

皆さんはご存知だったでしょうか。

その昔・・・、東京のど真ん中に

牧場があったことを

「東京牛乳のホームページ」によると・・・・

時は江戸幕府が崩壊した後の明治時代。

東京の中心部は、諸大名が住んでいた江戸屋敷が廃墟となったため、

その場所を農業や酪農の牧場として利用開始。

明治6年頃には7つの牧場が存在し、明治中期に入ると

今の文京区を中心に、およそ20軒近くもの牧場が存在したそうです。

その証拠に、赤坂の日枝神社にある駐車場の脇には、

「わが国黎明期の牧場」と書かれた説明案内があったり、

飯田橋には、戊辰戦争で有名な榎本武楊の「北辰社牧場跡」の記念碑があったりと、

東京のど真ん中に牧場があった事を物語っております。

この辺は坂の多い地域ですからね・・・

放牧にもピッタリだったのでしょうか

こうなってきますと、カウパレードの光景も、

まんざらありえない訳ではございませんね・・・ (←ビミョ〜)

そして、その当時の牛さんの数。

約3,000頭

今となっては人間だらけですが、

明治時代の飯田橋や赤坂界隈の都会は、

牛さんだらけ

当時、特に好んで飲んでいたのは外人さんや、新しもの好きの・・・

やっぱり、江戸っ子 ( ̄▽ ̄|||)

なんだそうな。

東京の話題となると、どこにでも顔を突っ込んでくる

江戸っ子達でございます・・・。

こうして都内各地「毎日限定」で飲まれるようになった新鮮な東京牛乳。

現在は都内から多摩地域へと拠点を移し、

多摩地区の生産者の方々が、この「東京牛乳」を作ってくれているそうです。

ただでさえ関東でしか味わえないという「東京牛乳」ですが、

毎日5tの生乳しか使用しないため、

1日5,000本限定

貴重でございます。

販売されている場所も限られているようですが、

まだ飲んでいない方は、スーパーやコンビニで見つけた際に、

一度くらいは購入し、東京の牛乳味を噛み締めてみるのも良いかと思います。

牛乳はちょっと・・・という方は、パンでお馴染みの「pasco」で、

先月(6/1)から関東地区限定で、「東京牛乳スイートパン」

「東京牛乳蒸しパン」が売り出されているようです。

また、大田区を中心にしたセブンイレブンでは、

東京牛乳を使った「ミルクシュー」が発売されて、大人気なんだとか。

東京牛乳の製造は少ないため、

何を買うにも「限定」がついてしまうという貴重な東京牛乳。

地方から東京に遊びに来る方々も、

東京の牛乳の味を、是非味わってもらいたいと思います。

一度お試しあれ。

さて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここまで牛乳について熱く語ってきたわけですが、

実はわたくし、牛乳が飲めません・・・

あはっ(^_^;) (←動揺中)

ただし、コーヒーに入れて飲むのが大好きなもので、

購入しております・・・

あはっ(^_^;) (←説得力なし)

◆「東京牛乳」の詳細

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