目黒のさんま祭り2009
「さんまは目黒にかぎる!」
古典落語でお馴染みの、目黒のさんま祭りです。
第3回目のさんま祭りから、岩手県宮古市からのご好意で
無料提供される事になったという、このサンマ。
今年はなんと、5000匹も届けられたそうです。
岩手県宮古市、ステキ
この時期、一番脂が乗っている宮古のサンマを
無料で食べさせてくれるわけですから、
そりゃもう、ありがたく頂かなければ。
ということで、今年も目黒駅周辺では、
サンマを焼く煙とたくさんの人で賑わっておりました。
↑まずは目黒駅を降りると消防車の姿を発見。
サンマを焼くために火を使うからだろうか・・・。
そんな訳ないか。
↑いや、きっとそうだわっ ( ̄▽ ̄|||)
知らない人が見たら、
火事と火事に巻き込まれた人だと勘違いしそうな勢いです。
さんま会場に一歩足を踏み入れると、
紙皿と箸を渡されるまでの長蛇の列。
そして焼きあがったサンマをめがけて、
煙の中に巻かれる人々。
↑盛り上がってまいりました
さんまを焼いて下さる商店街振興会の方々といえば、
この煙に負けないように、
↑水中マスク装備
ここまでして焼いてくれたサンマです。
↑まずいわけがない
一足早い秋を感じながら頂きました。
さんま、最高。
そしてこのサンマをよりいっそう美味しくしてくれるのが、
”すだち”です
この”すだち”もまたすごいです。
日本一の生産地をほこる徳島県神山町からやってまいりました。
↑すだちを配るのは”ミスすだち”の方々でしょうか。
そして徳島といえば本場、阿波踊りの踊り子さん方まで登場し、
サンマに負けないくらいの盛り上がり。
すだちフィーバー (←フィーバーってどーなの・・・)
東京、岩手、徳島が1つになる目黒さんま祭り。
来年もまたタダ食い、いや、
お祭りを楽しみたいと思います。
さて、今年の「目黒のさんま祭り」は終わりましたが、
同じく目黒区民まつりとして開催される
もう1つの”さんま祭り”が残っております。
第33回 目黒のSUNまつり
9/20(日)に開催されるので、
今回の「目黒のさんま祭り」に行きそびれた方は、
こちらに参加してみてはどうでしょうか。
◆33回 目黒のSUNまつり(目黒区民まつり)詳細
ということで。
意地でも目黒のサンマが食べたい
そんなあなたの応援団。
東京特派員、松尾がお届け致しました。
では、
また来年。
〜〜【おまけ・目黒のさんま落語】〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜
その昔。
大名(松平出羽守)が馬の早駆けに目黒へ行った時のこと。
供が弁当を忘れたために空腹となった大名は、
百姓家で焼きたてのサンマを分けてもらいました。
屋敷に戻った後も、あの脂が乗ったサンマの味が忘れられないが、
屋敷の御膳に百姓家のサンマが出るわけもなし。
とある日、大名の親族の集会で好きなものが食べられるというので、
大名は「さんまが食べたい」と言いました。
願いは叶ったものの、焼いた脂が体に悪いといって脂を抜かれ、
のどに刺さるといけないので骨も抜かれ、
哀れなサンマが出てきました。
あまりのまずさに「いずれで求めたさんまか」と尋ねたところ、
「日本橋魚河岸でございます」という答えが返ってきます。
すると大名、
「それはいかん。さんまは目黒に限る」
こんなオチとなりました。
〜〜【おまけ・目黒のさんま落語】〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜
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