高田馬場 流鏑馬2009

公開日 : 2009年10月14日
最終更新 :
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毎年、体育の日に「穴八幡宮」で開催される流鏑馬(やぶさめ)。

流鏑馬は平安時代から鎌倉時代に行われていた武士の騎射儀式で、

騎乗から敵を射抜くための稽古法。

神社の神事として、日本各地でも行われている伝統的な行事です。

高田馬場流鏑馬は、徳川八代将軍の吉宗が儀式を制定し、

世継ぎの疱瘡治癒祈願として流鏑馬を行った事が始まりで、

現在は新宿区指定無形民族文化財になっております。

また、幕府の弓馬調練所があった場所でもあり、

「江戸名所百景」にも紹介されたそうです。

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↑各地で流派や距離などの規定の違いがあるようですが、

約218メートルの道に3つの的を立て、矢を打ち放します。

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↑射手の服装は、「あげ装束」と呼ばれる鎌倉時代の武士の狩装束だそうで、

頭には綾藺笠(あやいがさ)をかぶり、鎧直垂(よろいひたたれ)を着て、

腰には行縢(むかばき)、太刀、鏑矢をさした箙(えびら)を背負い、

弓、鏑矢一筋を左手に持ち、右手には鞭・・・。

いったい何キロくらいの重装備なのでしょうか。

私なら・・・

走る前にぶっ倒れそう

当然、参加できるわけがありませんので、

そんな心配はいりませんけど ( ̄▽ ̄|||)

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↑年々見学者が増えているというだけあり、

見応えのある高田馬場流鏑馬でした。

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日本の武士、ここにあり!

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