アメ横(アメヤ横丁)
東京の中でも独特の情緒が感じられるアメ横(アメヤ横丁)。
JR御徒町駅と上野駅の間にあるガード下の商店街です。
昔は「闇市」だったというアメ横は、銀座や六本木、
新宿などの華やかさには少々かけておりますが、
個人的には東京の老舗の商店街として、懐かしくホッとする場所です。
「アメ横」という名前が付いた由来はいくつかあるようでして、
●第2次世界大戦での東京大空襲で焼け野原になったこの場所で、
旧・満州引揚者たちがアメリカ軍の払い下げ物資を安く売った場所。
<アメリカ物資の店→アメ屋>
●アメリカ兵が小遣い稼ぎに物資を持ち込み、店を開いて安く売った場所。
<アメリカ製の商品を売る店→アメ屋>
●砂糖が手に入るようになり、飴を販売する店が多く出店した場所。
<飴のお店→飴屋>
このような説があるそうです。
確かに以前テレビ番組で「アメ横」が特集されていて、
飴屋がたくさん並んでいる写真も紹介されておりました。
このアメ横商店街の距離はおよそ400m。
店舗の数もまた400軒以上。
若者からお年寄りまで出向く理由は、
この商店街の幅広い品数に秘訣があるのでしょうか。
食品、洋服、雑貨、宝飾、バック、靴、
化粧品、スポーツ用品、ブランド品・・・
なんだってあります。
しかも安い
この日、私の友人はお気に入りのアクセサリーを見つけたようで、
宝飾店に立ち寄りました。
ピヤスやらタイガーアイのブレスレットやらを3種類ほど購入し、
彼女が支払ったお金は約700円だったそうです。
どこで見つけたのさっ ( ̄▽ ̄|||)
今回に限らず、彼女はいつも安くて良い商品をすばやく見つけ出すので、
時々、この友人の目は2つじゃないな・・・
5つだな。(←なんで?( ̄▽ ̄|||))
根拠はありませんが、そんなふうに密かに疑っております。
↑やはり昔の名残なのでしょうか。
アメ横を歩くと必ず目に付く迷彩服。
私も昔、迷彩柄のショートパンツがほしくて、
アメ横へ買いに行ったことがあるくらい、
迷彩服といえば「アメ横」というイメージがあります。
↑店頭から「安いぞ!」というパワーがみなぎっております。
↑出店も多くあります。
果物屋さんの前では、串に刺さったメロンやパイン、イチゴが売っていて、
季節柄、冷やさなくても自然にキンキンと冷えておりました。
ということで。
「寒い、冷たい、寒い、冷たい」を連発しながら、
↑食ってますっ ( ̄▽ ̄|||)
この季節に食べるなら、寒い夕暮れ時よりも、
もう少し気温が高い時間がオススメでございます。
そして、アメ横の風物詩にもなっている場所はこちら。
↑鮮魚や乾物屋が並んでいます。
お正月はテレビ中継をされるほど有名な場所で、
異常な値引きに度肝を抜かれます。
↑大トロ、本マグロ、脂バリバリ
お値段13,000円
値札にはこのように書かれているわけですが、
売り場のお兄さんの呼び込みの声を聞いてみると、
コレ1000円でいーよ!1000円!!
なるほどねぇ・・・
12,000円の値引きかぁ・・・
って、
正気ですかっ? ( ̄▽ ̄|||)
最初はぶったまげたものです。
しかし実際は、値札はあまり気にしちゃいけません。
これもまたアメ横ならではの値引き方法なのか、
値段をだいたい1/3にしたかのように思わせて、
呼び込みをかけるのが普通なんだとか。
アメ横は業者向けの築地と違い、一般人向けのお店なので、
値段交渉もしやすいようです。
皆様も機会がありましたら挑んでみて下さいませ。
::::::::: アメ横 :::::::::
アメ横公式HP
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