梅見物2010(小石川植物園)

公開日 : 2010年02月21日
最終更新 :
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先日までの雪が嘘のように、暖かい週末を迎えた東京。

桜も昨年より早い開花予報が出ているとのことで、

梅だって黙っちゃいられません。

ということで、梅見物に行ってまいりました。

今年の梅観賞は”小石川植物園”。

正式名称は”東京大学大学院理学系研究科付属植物園”です。

一気に読むと噛みますっ ( ̄▽ ̄|||)

こちらの植物園は東京大学附属の研究施設で、

植物に関する研究を行っている場所ですが、

一般にも公開されており、年間を通して植物を楽しむことができます。

また、歴史をたどると1684年に徳川幕府が作った”小石川薬園”で、

日本最古の植物園となっております。

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↑ともかく広い植物園です。

中でも目に付いた植物たちをご紹介。

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↑地中海沿岸のヤシ科「チャボトウジュロ」。

ヤシ科の植物を見ると、なぜか親近感が沸いてしまい、

足が止まってしまいます・・・。

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↑中国のスギ科「メタセコイヤ」。

あまりの高さに驚きました。

いったいどこまで伸びる気、いや、木でしょうか・・・。(←くだらないっ)

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↑椿の「光源氏」。

残念ながらローラースケートは履いておりませんでした。(←あたりまえだ)

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↑時にはジャングルのような小道を歩くことも。

狭い道や枯枝なども多いため、

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↑「頭上注意」の看板あり。

この看板に早く気が付いていれば、

私の頭に枝が刺さることはなかったに違いない。

気を取り直し、枝にも負けず歩き続けると、

ひときわピンク色に輝く植物を発見。

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↑カンザクラ。

本当に綺麗ですね。

鶯さんたちもはしゃいでおりました。

そしてようやく本日のメイン。

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↑梅林に到着です。

とても東京のど真ん中にいるとは思えない景色。

梅の種類は約80種ほどあるそうで、見応えも十分。

その中で私が好きな梅を発見。

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↑『思いのまま』

人気の梅なので、ご存知の方も多いと思いますが、

『思いのまま』という名前は1本の枝に白梅、紅梅、淡紅梅の花が咲くため、

”思いのままに花が咲く”ことから由来するそうです。

良く言えば、”思いのままに生きればいい”と語っているような、

悪く言えば、”自由奔放すぎだろう!”と語っているような。

見ているだけで不思議な「思いのまま」です。

残念ながらこの日の「思いのまま」は、見頃には少々早かったらしく、

ほとんど咲いていませんでした。

咲いていた白い花と、これから咲くであろう紅色のつぼみを見る事はできましたが、

やはり悔しいのでもう1度見に行こうと意気込んでる今日この頃。

皆様も、ぜひ梅見物をお楽しみ下さいませ。

::::::::::: 小石川植物園 :::::::::::

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【営業時間】9:00〜16:30

【休業日】月曜日(祝休日の場合は翌日)年末年始

【料金】大人330円、子供(小学生)110円 ※みどりの日は無料

【住所】東京都文京区白山3-7-1

【TEL】03-3814-0138

さて、追記を1つ。

小石川植物園の観覧券ですが、入り口では販売はしておりません。

どこで売っているかといいますと、なぜか入り口の斜め後ろにある、

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↑タバコ屋さんで販売中

面白い。

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