日本橋べったら市2010

公開日 : 2010年10月21日
最終更新 :
bettara1.JPG

東京の秋の風物詩といえば、べったら市。

今年も10月19日、20日に開催されました。

日本橋べったら市

bettara2.JPG

↑もともとは宝田恵比寿神社の行事で、

恵比寿講にお供えする魚や野菜などが売られた事が起源とのこと。

そこで浅漬け大根のべったら漬けがよく売れたので、

「べったら市」と呼ばれるようになったようです。

言うまでもありませんが、「べったら」の由来は

大根に飴と麹がベッタリつけてあるからです。

「べったら市」はお祭り。

bettara5.JPG

↑御輿も出るほどの活気ぶり。

bettara3.JPG

↑露天は500軒以上も出ております。

久しぶりに行ったので、どこで買おうか彷徨っていると、

どこもかしこも白と黄色の大根だらけの中、

ヒトキワ目立つ赤カブを発見。

bettara6.JPG

↑「赤カブのべったら」です

これは珍しい・・・。

お店の方に話を聞いてみると、試しに売ってみようという事で、

急遽、店から運ばれてきたとのこと。

もちろん、こちらのお店でしか販売されておらず、

数もあるだけという限定品。

試食してみると、大根のべったらよりも甘さ控えめで、

酸味もあって非常に美味しい・・・。

冷やし中華に乗せるトマトの代わりにもなったり、

ポテトサラダに入れても美味しいという説明を受けてると、

いつの間にか人が集まりだしてきておりました。

即、購入。

一袋に赤カブのべったらが3個入って1350円のところを、

1300円におまけしてもらい、良い買い物ができました。

お店はというと・・・

bettara7.JPG

↑東京にいたか屋

何気なく見つけたお店でしたが、実はかなり有名なお店。

東京にいたか屋のべったらは、宮内庁御用達で、

昭和天皇にも愛されていたという伝統あるお店でございました。

はー、びっくりした。

江戸時代から続く東京のべったら漬けですが、

第15代将軍、徳川慶喜公も好んで食べていたそうで、

江戸・東京を代表する歴史ある一品です。

もしかしたら、今後は大根だけではなく、

赤カブも並ぶかも?しれません

今から来年のべったら市が楽しみです。

ということで・・・

bettara11.JPG

また来年。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。