隅田川に架かる国の重要文化財「永代橋」【東京NO密散歩】

公開日 : 2021年03月14日
最終更新 :
筆者 : marie
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皆さんこんにちは! 今月から東京特派員として参加させていただくmarieです。東京らしさが伝わるようなレポートをお届けしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします☺︎

さて、東京都では2021年3月7日までの実施、とされていた「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」ですが、先日の内閣発表では3月21日までの延長が決定されました。昨今の状況を踏まえ、この特派員ブログではなるべく密にならずに散策できるスポットを紹介していきたいと思っています。題して「東京NO密散歩」!

永代橋の歴史と由来

今回取り上げるのは「永代橋」。隅田川に架かるこの橋は、中央区(新川/箱崎町)と江東区(佐賀)を結ぶどっしりとした橋です。

橋が架けられたのは1696年(または1698年の説あり)。当初は木造の橋だったそうで、現在の鉄鋼橋になったのは「関東大震災」のあとのこと。橋の名前の由来は、もともと「永代島」という島だったためそこから名前を取ったという説、将軍綱吉が50歳のときの祝賀などの説があるそうです。

■ 参考

・国立国会図書館 「錦絵で楽しむ江戸の名所」:  

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見応えある夜間のライトアップ

太陽の下で眺める永代橋も存在感がありますが、夜間の姿もぜひお見逃しなく! 長かった橋の工事が終わり、2020(令和2)年1月24日にはめでたく永代橋のライトアップが始まりました。

ちょうど私もその日に通りがかり、華やかに浮かび上がる橋の姿を目にすることができました。カラフルなライトアップが印象的でしたよ!

〈令和2年1月24日の永代橋〉

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永代橋のライトアップは日没後15分からの点灯となります。

■ 参考

※ ライトアップは通常23時まで実施されていたのですが、このコロナ禍以来早めにライトが消されているようです。夜間の点灯状況の詳細は、諸々の公式情報を確認ください。

なお、中央区新川側から永代橋を望むと、その背景にはスカイツリーも一緒に目にすることができます。東京を象徴する建物のコラボレーションはなかなか雰囲気がありますね!

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近距離から永代橋を見られる「隅田川テラス」

永代橋自体の通路ですが、幅はそれほど広くありません。そこで、夜景をじっくり見たい!という方におすすめのスポットが「隅田川テラス」です。

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「隅田川テラス」はまさに隅田川に沿って設けられており、ウオーキングやジョギングの場としても活用されている遊歩道です。

永代橋を鑑賞するには、橋のそれぞれのたもと付近に設置されている階段で川沿いに出ることができます。開放的で気持ちのいい空間なので、散策にはぴったりのスポットですよ。

なお箱崎側から出入りする場合は、近くの「豊海橋」経由で川沿いに移動する形になります。

アクセス情報

前回の日本橋のレポートに続き、今回も東京都の橋についてお届けしました。

2007(平成19)年に国の指定重要文化財(建造物)に指定された永代橋は、大手町・東京駅エリアからのびている「永代通り」一本で通じているのでアクセスしやすいスポットといえるでしょう。最寄り駅は「茅場町」駅。ちょっと橋から離れてしまいますが、歩くのが好きな方は、東西線の「門前仲町」駅や日比谷線の「八丁堀」駅からぶらぶらしながら目指してみるのもいいかもしれませんね。

また、気候のいい日にはレンタル自転車(シェアサイクル)などを利用して散策してみるのもおすすめです☺︎

■ 永代橋へのアクセス

・最寄り駅: 日比谷線/東西線 茅場町駅

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筆者

東京特派員

marie

海外生活を経て日本に帰国してから、住み慣れた東京を半分旅行者の目線で見るようになり町の新たな魅力を再発見しています。

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