現代アートの祭典Nuit Blanche
10月もイベントの多かったトロント。まずは月初めに行われた現代アートの祭典、Nuit Blancheのご紹介です。
このNuit Blancheはもともとフランスから始まったものですが、数年前からトロントでも開催されるようになり今年で4回目。10月3日(土)の夕方から翌4日(日)の明け方までの12時間、トロントのダウンタウンを3つのゾーンに分けて市内各所で現代アートを展示するイベントです。
事前にガイドブックが配られていましたが、ストリートではそのガイドブックを開いて「これからどこへ行こうか?」と一晩のプランをたてている人が多くみかけられました。
市庁舎の建物を使った巨大な展示の準備も進んでいました。
展示にはこうしたタイトルが必ず掲示されていますので、見やすくて便利です。
このイベントはトロント市が主催ですが、主催者が出席するメディア向けのブランチも行われて、見所などの説明が行われました。右手前から2人目が今回の指揮を執るギアナさん。
今回初めてトロント市交通局とタイアップして、夜中じゅう地下鉄、バス、ストリートカーが運行を決定。それにちなんでこんな記念一日乗車カードも販売されました。
夕方になり日が落ちるといよいよイベント開始です。こうしたアートの中を通り抜けられるものがあったり、
通り抜けようとすると、茶色の大きな紙袋をかぶった人たちがひたすら「I'm Sorry!」と声をかけてくるものがあったり、
ウォッカの海と題されたアートでは、ビルの一階ロビーをウオッカの香りで充満させたりしていました。
当日は雨模様で気温も下がっていたために、温かい飲み物や食べ物を求める人で行列もできてました。
イベントのメインとなったストリートは閉鎖され、車が入れないようになっていますので、そこを徒歩で歩きながら展示を見て回ります。
ショッピングセンターのイートンセンター吹き抜けロビーには、こうした巨大なウサギが登場しました。
中には、参加型のアートもあったりして、思い思い自由に楽しんでいる人たちの姿も見えました。
最初にご紹介した「Beautiful Light:4 Letter Word Machine」、こんな風になりました。
今回の〆はこの写真。24人の現役プロレスラーによるバトルロイヤル。バスターミナルに作られた特設リングでのデスマッチです。
これをアートと言い切る(!)ところが、何でも楽しもうとするトロントニアンの気分を良く表したものだと思います。このイベントについては私のブログ「トロントで暮らす」と、トロント観光局のブログ「トロントスケッチブック」でも詳細を書いてますので、もしよろしかったらどうぞ。。
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