カナダ国際オートショー

公開日 : 2011年03月10日
最終更新 :
筆者 : MAKOTO

トロントに住んでいると、「北米はやはり車社会」であることを痛感する毎日。ダウンタウンに住んでいても、通勤は車。週末の買い物やちょっとした旅行も車。特に寒い冬のさなかに車はとても便利です。私自身はトヨタの車(カムリ)に乗っていますが、ガソリンの値段はうなぎのぼり。エコ・カーへの関心も日々高まっています。そういうわけで、先日(2月末)のことですが、トロントで「カナダ国際オートショー」が開催されましたので行ってきました。(写真は主催者の許可を得て撮影されています)

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▲(左から)最高技術賞等を受賞した David Mondragon 氏(President and CEO, Ford of Canada)、ベスト・デザイン賞を受賞した Marcus Breitschwerdt 氏(President and CEO, Mercedes-Benz Canada)、カナディアン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した Kevin Williams 氏( President and Managing Director, GM Canada)

デトロイトのオートショーは日本でも大きく報道されましたが、その直後に行われたオートショートして、カナダの各メーカーが国内向けに最新モデルを展示、アピールする場として大きな盛り上がりを見せていました。ショーに先立って行われたカナダ天然資源省によるエコエナジー賞では、トヨタ、ホンダの各社が受賞。北米での勢いが回復していることを印象づけました。

控えめな演出の中にもも、各社の社長が直接マーケットに語りかける報道向けのセッションが充実。

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▲ホンダ・ブースで記者発表を行う Jerry Chenkin 氏(Executive Vice President)

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▲トヨタ・プリウスの新ラインアップを発表する Stephen Beatty 氏(Managing Director, Toyota Canada)

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▲Ford 社のニューモデルを発表する Barb Samardzich 氏

期間中のフロアは実質的に最新モデルに触れる場として設定されおり、連日のようにモーターファンのみならず、新車に乗り換えようと計画している人々が自由に車に乗ったり触れて体感するために、多くの人が訪れていました。

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そういった中にあって、人気の「コンセプトカー」。近未来の車として展示される車は注目を集めていました。

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さらに今年の傾向として目立ったのは、従来のハイブリッド車に加えてプラグイン・ハイブリッド車、さらには電気自動車がコンセプトモデルとしてではなく、実用車として展示されていたことが目を引きました。

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また、ハイブリッド車だけでなく排気量の小さな車もエコ・カーとして人気を集めていました。下の車はフィアット。個人的には今年一番気になる車でした。カナディアンも大注目。発表直後から予約が殺到しているようです。

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来年の今頃は、トロントの市街地にもこういったエコ・カーに加えて電気自動車が走るようになるのでしょうね。とても楽しみです。

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