カリビアン・フェスティバル2011
今年も晴天のもと行われた「Scotiabank Caribbean Carnival」。パレードのルートを変更し例年よりもよりさらに組織化されて、1万7千人を越えるパフォーマーが集合して、イベントのハイライトを飾る「Grand Parade」が30日(土曜日)に行われました。
午前9時半から午後6時まで、まさに灼熱の一日でした。
フェスティバルの事務局のサポートを得て撮影に入ったのは9時。パレードは10時過ぎに始まり、最後のグループが審査員席を通り抜けるのを見届けて現場を離れたのが午後の4時すぎ。それまでに実に多くの笑顔と、一年をかけて準備をしてきた人々の苦労が報われる瞬間を目撃してきました。
ダンサーの皆さんは、彩りとりどりのコスチュームに身を包み、朝早くから準備を進めてそれぞれの出番を待ちながら、沿道の観客とともにカリプソの音楽とダンスを楽しみました。
一般の観客席(有料)エリアが広げられたことで、無料の観客エリアが少し狭められた印象がありましたが、パレードそのものは例年と変わらず大きな盛り上がりを感じました。
ルートが下を通る橋の上から最後は撮影をしていたのですが、実に多くのパフォーマーが集まり、一団となって演技をする様子は、感動的でした。私が現場を離れて数時間後、パレードが無事終了した後に先ほどまでいた現場で発砲事件があったことを知って大きなショックを受けました。特に今年はカーニバル事務局の方々に近い所で撮影をしていた関係で、彼らがどれだけこのことに悲しんでいるかを思いはかることができないほどです。
帰る時に「パレードはすでに終わっているのにどうして続々と人が集まり続けているのだろう?」と同行したアシスタントと話していたばかりでした。このブログはこれから旅行でカナダやトロントを訪れる方が多く見られると思います。私自身、イベントを中心に撮影をしているのですが、特に気をつけていることがあるとすれば、「用事のない時間帯に、目的なく訪れない」「あまりにも人が多く集まっているなと感じる時は、ある程度距離を置いて楽しむ」ということは、皆さんの参考になるかもしれません。
とはいえ私のような仕事をしていると、特に多くの人が集まる場所の中心で撮影をすることも多く、常に周りがどのような状況になっているかには特別に注意を払っています。
イベント自体は安全に配慮されていて、事故のないよう、家族でも楽しめるように計画され、多くのボランティアの力も集められて行われています。皆さんもぜひ旅先でイベント等に参加する場合は、周りの状況などに配慮をしながら、楽しい思い出を作って頂きたいと願うばかりです。
そうそう、当日の様子はEventJotというアプリを使って写真ツイートを行いました。iPhoneを持っている方は、アップルのアプリケーション・ストアでEventJot(無料)をダウンロードして、makoto_torontoという名前で検索してみてください。
【撮影現場からRICOH GXR+P10/iPhoneを使って(一部)リアルタイムで写真ツイート】
ウエブの方は、このページで見られますので、もし良かったらコメントを入れてみてください! トゥギャッターでツイートをまとめてみました。
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