進化するトロントのファストフード・スタンド

夏のトロント名物といえば「ホットドッグ・スタンド」ですね。ダウンタウンの中心、特に大通りの交差点に面した場所や市庁舎など多くの人が集まる場所には、トロント市の許可を得たベンダーさんがお店を出しているのを多く見かけます。

このスタンド、もともとホットドッグを販売していたのが、ここ数年「多様な文化もあることだし、メニューも増やしてはどうか」という議論が市議会でも行われて、昨年は試験的にホットドッグ以外のメニューを出すベンダーさんをちらほらみかけるようになりました。しかしそれらは限定的で、しかも今年になってからは姿を消していたので「やっぱり無理だったか・・」と思っていました。

ところが今日通りかかったなじみのベンダーさん、みかけは普通のホットドッグスタンドだったのですが、いざ買おうと近づいてみるとメニューが増えている・・・知りませんでした。。どうやらメニューを増やすことができるようになったらしい・・「バイソン・バーガー」「ジャーク・チキン」って。

州議事堂（ユニバーシティーとカレッジの交差点）付近を歩いている時にみかけたベンダーさん。ごくごく一般的な出で立ちです。

メニューを見ると（メニューがあるっていうのがもう違いますが）、ホットドッグは端の方に書いてあるだけで、メインはラップやシャワルマ。

それならと、4.75ドルの「チキン＆ビーフ・シャワルマ（＝中東風サンドイッチ）」をお持ち帰りしました。最近ホットドッグは3ドルくらいすることを考えると（昔は飲み物と一緒で2ドルだった。これ10年以上も前の話ですけど）、この値段は悪くないかもしれないですね。

食べてみるとちょいとスパイシーで、すごいボリューム。。。これだけで本当にお腹いっぱいになりますね。今日はお持ち帰りしましたが、近くの木陰など適当な場所をさがして食べるのがトロント流。手早くお腹いっぱいになるのがウリです。

皆さんもトロントに来られた際には、ホットドッグだけじゃないファストフードを試してみてはいかが？

（おっと、今日は今年のカリビアン・カーニバルのメディアイベントでした。詳細はこちらをどうぞ。これについては次回お伝えします）