極寒警報発令中でもお構いなし!トロント冬の楽しみ方

公開日 : 2018年01月08日
最終更新 :
筆者 : H@NA

明けましておめでとうございます!2018年最初のブログです。

日本のニュースでも話題になっているようですので、ご存知の方も多くいらっしゃることと存じますが、カナダやアメリカなどでは、昨年末から記録的な寒波に見舞われています。最近トロントは気温マイナス15℃前後で、(風の影響などで)体感温度がマイナス23℃になる日もあります。先日、その寒さは極寒警報(Extreme Cold Warning)が発令された程。そのため停電になった家や、信号機が作動しないエラー、凍り付いた道路での車の衝突事故など、様々な影響が出ています。

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「極寒警報が出る程の寒さでは、きっとカナダに住む人たちは外に出たくないことだろう。」と、お思いのことでしょう。いえいえ、とんでもありません!こんな寒さだからこそ、寒さを楽しもうとするカナダ人がいるのです。

私の近所にある公園(というか広場)には、浅いプールのような池があるのですが、冬は凍ってスケートリンクになります。冷凍庫の温度は、大体マイナス18℃~マイナス20℃と言いますので、トロントの人達は冷凍庫よりも寒い中で、スケートをしていることになります。本当に驚きます。

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カナダでは、アイスホッケーが国民的人気を博しています。また、アイススケートも盛んで、日本の羽生結弦選手もここトロントでトレーニングをしたほど。もちろん、冷凍庫のような屋外スケートリンクで練習しているわけではありませんが...。

写真のスケートリンクは無料ですので、スケート靴さえあれば誰でも利用することが出来ます。私が見た時は、ちょうど整氷車がリンクの整備をしているところでした。余談ですが、英語で整氷車はIce resurfacerと言うのですが、数ある製造メーカーの中でもアメリカのザンボニー社が大きな成功を収めたため、登録商標名のザンボニー(Zamboni)が整氷車の通称として定着しています。

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道行くトロントニアンたちは、ダウンコートに帽子、フードを被り、マフラーをぐるぐると巻き、手袋、冬用のブーツという防寒対策をして歩いています。日本で防寒対策というと、ヒートテックなどの暖かなインナーを思い浮かべる方も多いと思います。ここトロントにもユニクロが数店舗あり、ヒートテックも人気があります。とはいえ、トロントのショッピングモール等はかなり暖房が効いているため、暖か過ぎるインナーでは汗をかいて、逆に体を冷やすこともあります。

そこで私のおすすめは「インナーに薄手の長袖、その上にフリースやダウンを重ね着すること」です。私の経験上、一番寒さを感じるのは「顔」や「首」、「耳」です。トロントの冬は気温もさることながら、吹き付ける風の冷たさに驚きます。外出の際はニット帽やコートのフードを被り、更にマフラーやネックウォーマーなどで、口元まで覆うと冷気に当たる部分が少なくて良いと思います。もちろん、手袋もお忘れなく。この時期、トロントを含め北米に行かれるご予定の方は、防寒対策をしっかりされ、風邪をひかないようお気をつけください。

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