「冬のナイアガラの滝」観光
こんにちは。
今年は、カナダだけでなく様々な国や地域で寒波の影響を受け、気温がかなり下回ったり、大雪に見舞われたりした所も多いですね。カナダも、この冬はいつも以上に寒く、積雪量も多いです。こちらでは、毎年4月半ば過ぎ頃まで寒さが続き、雪も降ります。冬の期間が長いカナダですが、悪いことばかりではなく、冬ならではの「絶景」を楽しむことができます。
トロントに観光に来られる方が、トロント観光とセットで必ず訪れる場所といえば「ナイアガラの滝」です。ナイアガラの滝の目の前のホテルに宿泊される方や、トロントから日帰り観光される方、アメリカ観光の前後に行かれる方など、観光ルートは様々。ナイアガラの滝の観光ピークは何と言っても夏ですが、冬のナイアガラもなかなか見ごたえがありますので、今回は「冬のナイアガラの滝」をご紹介したいと思います。
こちらはアメリカ滝(American Falls)で、落差58m、幅330mあるそうです。アメリカ滝の右側には、ブライダルベール滝(Bridal Veil Falls)があり、アメリカ側からは風の洞窟(Cave of the Winds)というアトラクションで、歩いてこの滝の近くまで行くことができるそうです。ポンチョを来ても、かなり濡れることは必須ですが、夏にはちょうど良いかもしれません。
こちらはホースシュー滝(Horseshoe Falls)、通称カナダ滝です。ホースシューというのは、馬の蹄につける「蹄鉄」のことで、カナダ滝がU字型のホースシューに似ていることから名付けられました。落差56m、幅675m、滝壺の深さ55mあり、滝の高さ自体はあまり高くないものの、幅が広く、単独で流れる滝の水量では北米で最も規模が大きいそうです。これぞ「ナイアガラの滝」という感じです。
ナイアガラの滝の近くは水しぶきが多く、晴れている日は大抵「虹」を見ることができます。私がナイアガラの滝を訪れた時は、写真のような2重の虹を見ることが出来ました。
ナイアガラの滝で人気の遊覧船「ホーンブロワーナイアガラクルーズ」(旧:霧の乙女号)は、冬季の間は運航しておらず、今年は3月28日から11月30日まで運行する予定です。迫力ある滝を間近で見たいという方は、「ジャーニービハインドザフォールズ」というアトラクションに参加すれば、滝を裏側から見ることができます。こちらは通年ですので、冬でも参加できます。
いかがでしたでしょうか。
この冬は一段と寒さが厳しいですが、だからこそまた一味違った極寒のナイアガラの滝を楽しむことができます。但し、お出かけの際はくれぐれも風邪をひかないよう、暖かくして観光をお楽しみください。
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