トゥールーズ特派員 新着記事
一昨日、2021年1月13日、日本からフランスへ帰国しました。
この時点では、日本出国の際のPCR検査の義務づけはなく、フランス到着後の同様検査もありませんでした。
また来週から義務づけられる7日間自主隔離もなく、スムーズにフランス入国を果たせたのですが、、、
(*フランスでは日本や多くのほかの国が示す、14日間の自主隔離は昨年の段階で14日から7日へ短縮されています)
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2021年1月13日 羽田第3ターミナルの様子。人影もまばらで、私の利用した羽田発パリ行きフライトには乗客数は憶測ですが、30人前後とみうけました。隣が空席であるばかりではなく、ひとりに対し座席一列のような状況です。空港では現在ほとんどのブティックが閉鎖中。いまのところ、コンビニは営業をしているようです。
昨日、カステックス仏首相から緊急記者会見があり、来週1月18日から日本からの渡航者へのフランス入国条件が変更されました。
多くの内容は、フランス国民へ向けた声明になっておりますので、ここでは日本からのフランス入国者へ該当する内容だけを
掲載しています。
******仏入国・渡航時の検疫強化*****
・仏における変異種の感染は限定的であるが、感染拡大を阻止するためにあらゆる感染防止措置を取る必要がある。
・1月18日(月)より、EU域外から仏に入国する者は、出発72時間以内に検査を受け、航空機又は船舶の搭乗前に陰性証明の提示が求められる。
・EU域外から仏に入国した者は、仏に入国後7日間は自主隔離を行い、その後さらにPCR検査を受検する。
・出発国において検査が受けられない場合は、現地の仏大使館領事部にて渡航証明を入手する。この場合、入国後は政府が定める施設で7日間の隔離措置を取らなければならない。
・EU域内から仏へ入国する場合、1月21日に開催されるEU閣僚理事会において、国境を跨ぐ労働者への措置等、取るべき措置が話し合われる。
*掲載内容は在フランス日本国大使館領事部"たびレジ"を抜粋しています。
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1月13日、パリ国際空港のターミナル2の様子です。
国際線乗り場はほぼお店が閉鎖されていますが、フランス国内線乗り場では、営業しているお店もありました。マカロンで有名なLadurée ラデュレが営業しているのに、驚いたくらいです!
引き続きフランスでのコロナ感染者数などによってフランスへの入国条件は変更され続けると思いますが、フランス、渡航を希望する場合は早めにまた数回、(場所によって情報が取りづらい場合が多いため)各関係機関への問い合わせをおすすめします。
以上は、2021年1月15日現在の情報となります。
フランストゥールーズ空港へ、2020年3月18日水曜日の模様。
空港の中に入るのも見送りは認められず、飛行機に搭乗する人のみとなっています。
ちなみに、トゥールーズ空港からパリへは搭乗者は約15名ほどだったようです。
3月19日のパリ発成田行きはほぼ満席、またフランス人もけっこう目立ったようです。
イタリアの新型コロナウイルス感染状況がますますひどくなるなか、隣国フランスもとうとう国境閉鎖への準備をはじめました。
3月17日火曜正午以降は、一切の外出を禁止する(*例外を除く)という政府からの命令が3月16日月曜20時、フィリップ首相によるテレビ演説で正式に法律が発表されました。
外出の際は上記をフランス内務省のWebサイトからダウンロードして、必要事項を記入して携帯する義務があります。
5つの項目に、外出理由とできる内容が示されています。
1、仕事に関わる外出(多くの会社が閉鎖、または自宅勤務を条件としているなか、医療関係、政府関係、そのほか出勤理由が証明できること)
2、家の近所への食料に関する買い物(スーパーは平常営業をしています)
3、病院への移動
4、家族や助けが必要な人のもとへの移動
5、家の近所での短時間の運動、動物の散歩など
この証明書を所持していないと最低€35の罰金が求められるとか。すでに初日で4000件以上の罰金対象の人がいたようです。
まだまだ始まったばかりの”とりあえず”2週間の外出禁止令、隣国イタリアではすでに2週間を超し、延長されています。今後の行方を見守りたいです。