フランス全土のヨーロッパ文化遺産の日「Journées Européennes du Patrimoine」
毎年9月の第3週末(土、日)に設けられる、Journées Européennes du Patrimoine 。
今年2019年はカレンダーの関係で4週目、9月21日、22日となります。
この週末は、文化財として普段は出入りのできない大切な場所への一般公開、または通常は料金がかかる美術館や博物館、お城など、多くの場所への十条量が無料になる日です。人気の場所は朝から行列ができます。パリのエリーゼ宮殿などが代表格ですが、フランス全土でのことなので、フランスの文化財、歴史、建築物に興味のあるかたには観光が大変お得な週になります
ただ、残念なことに、今年のこの週末(つまり明日)は"黄色いベスト"の威勢がパリを中心に復活の予測をしています。そこで、多くの場所での文化遺産の日がキャンセルとなる見通しもでています。お出かけの際はまずホームページや電話での確認が必要です。
南フランスの都市トゥールーズの隣町、アルビにあるロートレック美術館もこの日は入場が無料になります。
アルビにあるセントセシル大聖堂の財宝がある場所も、通常は有料な場所が無料となる日です。
ジャコバン修道院も、通常は中庭の回廊へは入場料がかかります。ここも無料。
フランスの歴史、文化が好きなかたにはとっておきの週です。今後のフランス旅行への参考にもされてください。
筆者
フランス特派員
フランスパラディ
トゥールーズ在住18年。フランス政府公認添乗員ガイド。
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