No.74フランス・リール周辺2015年予定されている工事のまとめ

公開日 : 2015年01月20日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

 今年、リール周辺では、いろいろ工事の予定が入っています。2015年に始まる予定のものもいくつかありますので、すでに通知済みのものも含めて、観光に影響があると思われるものを、まとめてみました。

1. リール-パリ間のTGV路線:

No.60でお知らせしたように現在工事中で、2021年まで続く予定です。その影響で、今のところTGVの時刻、走行時間に最大15分の遅れが出ています。

2. リール・フランドル駅の工事:

No.28でお知らせしたように、2013年4月に始まった工事、今年の秋まで続く予定です。駅の使用には問題がありませんが、一部出口の閉鎖や工事の騒音など、あとしばらく続きます。

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リール・フランドル駅ファサード

3. リールのChamps de Mars(シャン・ド・マルス)の工事:

リールのシタデル城塞脇のだだっぴろいスペースが、よりスポーツや余暇に適した場所に生まれ変わるための工事が今月始まりました。機能的な駐車場や、運河沿いの散歩道などが計画されています。工事期間は2年半の予定。

4. リールの動物園:

2014年12月14日より冬休みに入っているリール動物園。3のシタデル城塞の脇にあり、市民の憩いの場所でもあります。よく手入れされているにもかかわらず無料の施設で、週末は子連れ客でにぎわいます。例年冬の閉館期間に改良工事など行うのですが、今年は少し大きめの工事となっており、再開するのは2月ではなく、5月1日になる予定。

Parc Zoologique de Lille(リール動物園)

住所:Avenue Mathias Delobel, Lille

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動物園

5. ルーベ・ラピシーヌ工芸美術館の増築工事:

No.14 No.15No.33 No.73 などで触れたルーベ市のラピシーヌ工芸美術館。開館して12年に満たないというのに、早くも増築の必要が出てきました。というのも、最初、年間6万人の入館数を見積もっていたのに対して、実際は一年の入館数が20万人に上るため。この数は増える一方とあり、1600平方メートルの増築が計画されています。着工は今年2015年秋の予定で、工事期間は20-24ヶ月と見込まれています。

74-2.JPG

ラ・ピシーヌ工芸美術館

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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