No.75聖ヴァンサンの山:冬のブルゴーニュ
No.72でも触れましたが、明日1月22日は、聖ヴァンサンの日です。
その聖ヴァンサンの名前が冠せられた町を、冬のブルゴーニュで偶然見つけましたので、ご紹介しましょう。今週末聖ヴァンサン祭りが行われるコート・ドール県の隣、ソーヌ・エ・ロワール県に位置する、人口350人足らずの小さな町です。
Mont Saint Vincent(モン・サン・ヴァンサン)というその町は、名前の通り(「Mont」というのはフランス語で「山」のこと)、小高い丘の上にあります。
上から見た景色は、以前住んでいたイタリア・トスカーナ地方を思い出させるなだらかな起伏の緑で、寒さも忘れて見とれるほど。
町の真ん中には、歴史建造物の指定を受けている12世紀のロマネスク様式教会もあります。
中世の城塞都市の名残があちこちに見られます。
丁度日没前に通りかかったので、しばし高台から、日が沈むのを眺めました。
有名な観光地と観光地の間にも、こんな風に、人の足を止める美しい景色が広がっているのは、フランスの魅力の一つですね。
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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