No.118フランス全国「映画館の春」祭:すべての映画が3.5ユーロになる三日間(3/22-24)

公開日 : 2015年03月23日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

 フランスでは春の始まりは春分の日とされています。今年は日食、大潮と続いて、大忙しの春の始まりでしたが、続いていろいろイベントが目白押しで、嬉しい悲鳴。紹介しきれないくらいです。

 例えば、今年で16回目となる「映画館の春」祭。フランス国内5600の映画館で、すべての映画が3.5ユーロとなるありがたいイベント。

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 期間は3/22(日)から3/24(火)の三日間。

 ここノール県のリールでも、UGC Lille、Le Majestic, Le Métropole, Kinepolis Lommeなどすべての映画館が参加を表明しています。

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 2013年と2014年には、このイベントは、260万人の観客を呼びました。

 DVD普及に従って、映画館の低迷が心配されているのは、フランスでも同様ですが、こういうイヴェントのおかげで、映画の入館者数は、過去一年で28%以上増えたという統計が出ています。

 今年1月2月も、去年2014年の同じ時期と比べて、12.5%多い入館者数だったとか。これは『La famille Bélier(ベリエ家)』や『Papa ou Maman(パパ、それともママ)』や『Bis(アンコール)』のようなフランスのコメディ映画のヒットによるものと分析されています。

 今フランスにいらっしゃる方、この機会にフランスの映画館へ足を運んでみませんか。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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