No.155ただいま連休中のフランス:ノールのフリーマーケット情報
No.151で書いたように、ただいまフランスは4連休の真っ最中です。
連休中のイヴェント、あまりにたくさんあって、どれを紹介したものやら悩むほど。
まずは、今月に入ってぐっと増えたブラッドリーについて。
ブラッドリー(Braderie)とかvide grenier(ヴィッド・グルニエ)とか呼ばれるのは、要するにフリーマーケット。家庭内の不要物を路上に並べて、必要な人に買ってもらうというもので、フランス全国の自治体でよく行われます。
ここノールでもポピュラーな行事です。最も有名なのは、もはや国際イベントと化した9月第一週末のリールのブラッドリー(No.5参照)ですが、それ以外にも小さな自治体で小規模なフリーマーケットは、よく開かれます。
さすがに冬の路上市は寒すぎるということで、多く開かれるのは、春から秋。真夏はヴァカンスで人口も減るため、最も賑わいを見せるのが、5-6月、9-10月といえるでしょう。
私も何度か売る側で参加したことがありますが、通行人との会話も楽しく、いろんな出会いがあって、面白いものです。最初からただ同然の値段で売っているものを更に値切ってくるような強者もいれば、子供が売ってるおもちゃだと、言い値より高く買ってくれる人もいますし、(売っている)本の内容についてあれやこれやと意見を交わしたがる人もいたり。
意外なものがさっさと売れたり、絶対売れると思ったものが売れ残ったりと、商売の難しさを感じたりもします。
この四連休中、リール近郊では、毎日多くのブラッドリーが開かれます。場所のリストはこちらからご覧になれます。
主な場所だけざっと挙げると、
5/16が、リール、リール・フィーヴ地区、ルーベ、トゥルコアン、アルマンティエール、カレ、カンブレなど。
5/17:アルマンティエール、ラ・マドレーヌ、リール・フィラテリ地区、ルーベ、ヴィルヌーヴダスク、ワスカル、カンブレ、カレ、ドゥエなど。
ブラッドリー中の道は、当然、通行止めになります。多くの場合、小さな自治体では、メインロードが使われることが多いので、車で通りかかると、非常に遠くまで迂回しなければならなくなります。
この週末、ドライブをご予定の方は、上のリストをチェックしてからお出かけください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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