No.161世界のパスポートの「力」に順位をつけたら?
今日はちょっと面白いサイトのご紹介をしましょう。
Passportindexのサイトでは、世界のパスポートを見ることができます。
国別、色別などで並べ替えることも出来ますし、面白いのは、パスポートを、その「力」順でも並べられること。
ここで言う「力」とは、そのパスポートでヴィザなし、あるいは、出発前の手続きなしで何カ国に入国が可能かというもの。
第1位は、アメリカ合衆国パスポートと、英国のパスポート。147の国の扉が開かれています。
逆に最も弱いパスポートは、メラネシアのソロモン諸島、ミャンマー、アフリカの島国サントメ・プリンシペ民主共和国、パレスティナ領土で、ヴィザなしでは、28の国にしか行くことができません。
私の住むフランスのパスポートは、ドイツ、大韓民国と並んで第2位。145カ国に事前の手続きによるヴィザなしで入国できるそうです。なかなか強いですね。
ちなみに我らが日本のパスポートは堂々たる4位。シンガポール、デンマーク、フィンランド、オランダ、ルクセンブルグと並んで143カ国への入国が、事前申請なしに可能となっています。
この前まで私が住んでいた中国は、45位の74カ国。一位のアメリカの約半数の国の扉しか開かれていません。
ずっと昔住んだことのあるタイは、55位。事前手配のヴィザなしで行けるのは、中国のパスポートより少ない63カ国のみ。
30年近く前、スイスの学生寮で同室だった女性はコートディヴォワールの外交官の卵だったなぁ、コートディヴォワールは61位、56カ国かぁ...などなど、眺めていると、今まで袖振り合った色々な国籍の様々な人々の顔が浮かんできます。
気になる国や懐かしい国があったら、チェックしてみるのもいいかもしれません。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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