No.164リールオーケストラ40周年を祝うコンサートは、7/17ピエール・モーロワ・スタジアムで
リールの国立オーケストラについては、No.103にも触れましたが、その誕生は1976年のことでした。つまり、来年度のシーズンは、40年目のシーズンとなります。それを祝い、この40年目の開幕を、ヴィルヌーヴダスク(Villeneuve d'Ascq)のスタジアム・コンサートで行うことが決まりました。
リール国立オーケストラ
ヴィルヌーヴダスクのスタジアム(No.36参照)には、1973年から2001年まで長くリール市長を務めた故ピエール・モーロワの名前が冠せられています。リール国立オーケストラ設立に好意的であったピエール・モーロワへの敬意も込められていると見ていいでしょう。
ピエール・モーロワ・スタジアムは、通常リールのサッカーチームLosc(ロスク)の試合が行われる場所です。このコンサートでは、1万3千席が準備される予定です。
この40周年コンサートを指揮するのは、当然ながら、リール国立オーケストラ創立者である名指揮者ジャン・クロード・カザドゥシュ。演奏家100人とコーラス200人、オペラ歌手3人とともにモーリス・ラヴェルのボレロと、カール・オルフのカルミナ・ブラーナを演じる予定となっています。
チケットは、10ユーロから60ユーロ。こちらのサイトから予約可能。
夏の大コンサート、さぞかしの迫力だと思われます。近くへいらっしゃる方は、ぜひご検討ください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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