No.168リール・オペラ座前でプッチーニ『蝶々夫人』を鑑賞しましょう(6/2夜8時から)

公開日 : 2015年05月31日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

 さて、今日はオペラ好きな人に耳寄りなお知らせです。

 今、フランス・リールのオペラ座では、ジャコモ・プッチーニのオペラの名作『蝶々夫人』が6月7日まで演じられています。演出はジャン・フランソワ・シヴァディ。指揮はアントニオ・フォリアーニ。

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 この『蝶々夫人』のオペラ、6月2日(火)に、オペラ座で演じられているのと全く同じ時間、20時から、リール近隣のあちこちで、生中継が流されます。

 まずは、リール・オペラ座(Place du Théâtre)の前に設置された大画面。

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右の白い建物がオペラ座

 また衛星中継により、ベルギーやフランス北部の下の各町でも鑑賞できます。

アベヴィルの劇場(Abbeville: Théâtre d'Abbeville)

アルマンティエールのル・ヴィヴァ劇場(Armentières, Le Vivat

ベルギー・シャルルロワの美術館(Charleroi, Palais des Beaux-Arts

ダンケルクのバトー・フー芸術センター(Dunkerque, Le Bateau Feuhttp://lebateaufeu.com/)

アズブルックのアンドレ・マルロー・センター(Hazebrouck, Centre André Malraux

ロムのボーリュー屋敷(Lomme, Maison Folie de Beaulieu

ランスのオペラ座(Reims, Opéra de Reims

サントメールのヴォーバン集会所(Saint Omer, Salle Vauban)

ヴァランシエンヌのフェニックス(Valenciennes, Le Phénix

 幕間30分を入れると、2時間45分の観劇になります。

 いずれも入場は無料ですが、席に限りがあるところは、予約の必要な場所もあります。リールの大画面は屋外ですので、席はなく、もちろん予約も不要です。

 幕間には、ノール・パドカレ地方の文化を編集した短編映画が流される予定。そちらも楽しみです。

 この日の上映は、France 3-CultureboxやFMラジオFrance Inter (103,9MHz)でも流される予定です。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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