No.188猛暑にご注意、今週のフランス(2015年6/29―7/5)
日本と比べて湿気の低いヨーロッパの夏は、過ごしやすいと言えます。
けれども、一旦、猛暑が襲ってくると、日向での活動を控えた方が良いのは、ヨーロッパも同じこと。
先週は、気温8度~15度の日もあり、冬のセーターを引っ張り出したここノール(北部)ですが、今週はいきなり気温が上がる予報となっています。この週末は快晴で、気温も26度と、日本人にとっては快適な気温でしたが、北部のフランス人は皆タンクトップで、人によっては汗だくという、つらそうな暑さとなりました。
この程度ならよいのですが、明日火曜(6/30)からは、さらに気温が上昇すると見込まれています。
ノールですら、水曜(7/1)の最高気温は34度。
パリは39度と見込まれています。
日本と違い、公共の交通機関も、冷房が付いているとは限らず、普段涼しい地方ですと、ホテルでも冷房のない所は珍しくありません。
今週こちらへいらっしゃる予定の方は、常にミネラルウォーターのボトルを持つなど、熱中症予防をお忘れなきよう。
また、昨日(日曜)、RER C線などでは、ダイヤの遅れがありました。これは、暑さのため、いつもより念入りに線路の点検が必要となったためと説明されています。明日以降も、同様と思われますので、移動時間にも余裕をもって行動することをお薦めします。
忘れられがちですが、日の長いこの時期、日本でいう夕方はまだ真昼の日の高さです。12時ごろから19時ごろまでが真昼間。20-21時でようやく夕方の日の傾き、と心してください。
この暑さ、7月5日(日)まで続くと考えられています。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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