No.190夏の間は歩行者天国:フランス・リール旧市街

公開日 : 2015年07月01日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

 フランス北の端ノール県の県庁所在地リールの旧市街は、狭い入り組んだ道沿いに、おしゃれな雑貨店や美味しいお菓子の店、食器店に地図専門店、お茶専門店、高級ブランドの店、洒落た家具の店などが、軒を連ねる界隈です。

190-1.JPG

Vieux Lille(ヴューリル):リール旧市街

 レストランやカフェ、バーも多く、土曜ともなれば、地元の人に観光客も加わり、多くの人出が見られます。

 それにもかかわらず、旧市街の狭い路地も、大抵は車の乗り入れが出来ることになっていて、車で間違えて迷い込んでしまおうものなら、にっちもさっちも行かず立ち往生するのは必至。

歩行者にとっても、狭い歩道では、人と行き交うのも難しく、つい石畳の車道に降りてしまいますが、そうなると、車やバイクが通って危ないことになります。

190-2.JPG

モネ通りの菓子店

 そのうち、車の乗り入れは禁止になるんじゃないのかなぁ、と勝手に思っているのですが、店の搬入や、住人のことを考えると、そう簡単に決められることでもないのでしょう。

 そのVieux Lille(ヴューリル)と呼ばれる旧市街のメイン通りのひとつがrue de la Monnaie(モネ通り)。そのモネ通り(rue comtesseとplace du Concertの間)とrue de Gand(ガン通り)、place du Concert(コンセール広場)が、夏の間歩行者天国となっています。

171-4.JPG

モネ通り

 期間は6月19日から9月4日まで。火曜日から土曜日の19時から0時まで。

 この機会にぜひ夏の明るい夜のそぞろ歩きをお楽しみください。

 なお、18時以降は、ガン通りもモネ通りも駐車禁止となりますので、車でおいでの方はご注意ください。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。