No.192かつてはネルウィ族の首都、フランス・バヴェ(Bavay)のガロ・ロマン祭り
リールから東南東に70キロメートルほど行ったところにあるBavay(バヴェ)は、いまでこそ小さな町ですが、古代ローマ時代には、ガリア人ネルウィ族の首都でした。当時の遺跡も残っており、パリより北のものの中では最も規模の大きいものです。
ここは現在バヴェ古代フォーラム・考古学博物館となっています。
住所:Allée Chanoine Bievelet 59570 Bavay France
開館時間:9時―12時、13時―18時
閉館日:水曜、土曜朝、祝日、1月後半、9月前半
入館料:大人5ユーロ(毎月第一日曜は無料)
このバヴェでは、2002年より毎年7月ガロ・ロマン祭が催されています。今年は、今週末(2015年7月4-5日)に開かれる予定。
当時の装束に身を包んだ戦士の行進や、グラディエーターの戦い、鷹匠のショー、また職人たちによる硬貨づくり、革細工のデモンストレーションもみられます。
場所は、バヴェの町中と上記考古学博物館。
7月4日(土)13時に始まり、夜22時半にはカエサルをテーマとした光と音のスペクタクル。続いて23時半には花火が打ち上げられます。
翌5日(日)は、朝の10時から18時まで。この日は、例外的に古代ローマのセントラルヒーティングシステムと考えられているハイポコーストが、見学のために開放されます。
遺跡好きな方や、お子さん連れにはぴったりのイヴェント。お近くの方はぜひ足をお運びください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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