No.193地域の財産である教会を知るために:第5回「教会の夜」
毎週末イヴェントがたくさん重なり、どれを紹介するか選ぶのに悩みます。
7月最初のこの週末も、さまざまなイヴェントが計画されています。
そのうちの一つが今年で第5回を迎える「教会の夜」。
その名の通り、教会が、夜の見学者に門戸を開くイヴェントです。
教会は、どれも同じと思ってはいけません。建築的な面白さはもちろんのこと、絵画や彫刻、ステンドガラスなど、芸術作品の宝庫でもあるのです。また、中に入ると、安らぐ思いがする教会もあれば、不思議と冷たさしか感じない教会もあったりと、人によるのでしょうが、受ける印象も同じではありません。
「教会の夜」では、ろうそくを持ってのガイドツアーや、コンサート、合唱、瞑想など、それぞれの教会が思い思いの方法で、この「地域の財産」である祈りの場を、より広くより深く知ってもらおうと工夫を凝らしています。
去年は600の教会が参加したというこのイヴェント。
今年、リールでは、
・カテドラル(Cathédrale Notre Dame de la Treille - 47 Place Gilleson)
リール・ノートルダム大聖堂
・聖ミシェル教会(Eglise Saint Michel - Place Philippe Lebon)
・ノートルダムシャペル(Chapelle Notre-Dame de la Réconciliation - 28 rue de Canteleu)
ルーベでは、
・聖ジャン・バティスト教会(l'église Saint Jean-Baptiste - Bld du Cateau)
シュテンヴェルク(STEENWERCK)(No.47 参照)では、
・聖ジャン・バティスト教会(l'église Saint-Jean-Baptiste de Steenwerck - Grand place)
シュテンヴェルク・聖ジャン・バティスト教会
ランセル(LINSELLES)では、
・ノートルダム教会(l'église de la Nativité de Notre Dame - Place de la République)
ワンブルシ(WAMBRECHIES)では、
・聖ヴァースト教会(l'église Saint Vaast - Place du Général de Gaulle)
ワンブルシ・聖ヴァースト教会
が参加の予定です。
分厚い石の壁に囲まれた高い空間を持つ教会の中は、どこもひんやりとした空気。今年は猛暑ですから、涼をとる目的で集まる人も多いような気がします。
静かな土曜の夜を過ごしたい方、近くの教会へよってみませんか。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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