No.219リールのブラッドリー(蚤の市)まであと二週間!地図公開

公開日 : 2015年08月23日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

久しぶりにフランスの話題です。

フランスでは、9月が年度初め。フランス・リールで、この新年度を飾るのが、No.5No.208で紹介したブラッドリーです。

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グランプラスもこの人出

町全体が蚤の市会場となる9月第一の週末。私が初めて行き合わせた20年以上前には、外国人はまだまだ珍しかったのですが、今では、隣のベルギーのみならず、もっと遠くからも外国人が駆けつける一大イヴェントとなった観があります。

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8月中は国全体がヴァカンス気分なもので、何もかもがスローにしか運ばず、9月のイヴェントについてもなかなか確としたことが決まりませんが、地図が発表されましたので、ご紹介しましょう。

リール市のサイトでご覧になれるこの地図。まだ仮のものと書いてありますが、だいたいこの線と考えて間違いないと思われます。

地図上の水色の線のある地域が、ブラッドリー会場となる道。黄色は、古物を主に置いてある地域。オレンジは、お店などが安売り商品を置く地域。紫は、その通りの住人が出しているフリーマーケット。

何を目的にしていくかにもよりますが、私が好きな地域は、水色と紫の地域。住人がやっているところは、自分たちの家の前だからでしょうが、売るのは二の次で、その場にテーブルを出し、日光浴をしながら昼食をとっていたりして、なかなか楽し気です。また、こんなもの売れるのかなぁ、という意味で、見ていて面白いのが黄色の地域。

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ガソリンスタンドの部品?

何に使うの?といいたくなるものにも、好事家はいるようで、売れるんですよねぇ。他人が買ったものを眺めるのがまた面白い。

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どこかの映画館の座席?

マネキン人形を抱えて歩く人。映画に出てきそうな古そうなバスタブを大八車で引きながら歩く人。大きな額縁に体を通して運ぶ人。

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博物館のような品揃え

9月5日(土)朝より、6日(日)夜まで、メトロもトラムもノンストップで運行します。バスもいつもより多くの便が、長く運行予定。

ブラッドリー用の2日券は5ユーロ、24時間有効な一日券は4.2ユーロで購入できます。サイトはこちらから。

たけなわになると、かなりな人混みとなります。小さなお子さん連れの方は、お気を付けください。また、すりにも十分お気を付けくださいね。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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