No.233いよいよ明日!リールで気になるのは"ここ"「ヨーロッパ遺産の日」

公開日 : 2015年09月18日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

No.226 No.231 でも触れたヨーロッパ遺産の日。とうとうこの週末に迫りました。

フランスの北リールでも、毎年のように見どころが無料公開されます。

こちらのサイトで「visite libre」とあるところが、ガイドや予約なしで自由に見学できる場所です。

例えば、

リール市庁舎の鐘楼(メトロ2番線Marie de Lille下車)

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土日両日10時―18時

世界遺産の指定を受けている鐘楼です。天気が良ければ、上からの見晴らしは素晴らしいものです。

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エレベータもありますが、エレベータに乗るまで100段ほど階段を上らないといけませんのでご注意ください。

リールオペラ座(メトロ1番線Rihour下車)

日曜のみ12時―18時半

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リール美術館(メトロ1番線République Beaux-Arts下車)

土日両日10時-18時

それに加えて、イベントもいろいろ企画されています。

ノールの名物ジェアン(巨人)のパレードは、19日(土)。朝から町のあちこちで組み立てられたジェアン48体は、リウール広場(Place Rihour、メトロ1番線Rihour駅上)に徐々に集まり、16時ごろからパレードが始まる予定となっています。

めったにお目見えしないリールのジェアン、Lydéric(リデリック)とPhinaert(フィナール)も参加です。

リデリックとフィナールは、リール創造伝説に出てくる巨人で、上述のリール鐘楼の建物にも刻まれています。

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リデリックとフィナール

空中タンゴも話題になっています。場所は、ユーラテクノロジー(Euratechnologie)(165 avenue de Bretagne)。日時は9月20日(日)15時から。(メトロ2番線Bois BlancまたはCanteleu下車)見学無料のアクロバティックなパフォーマンスです。

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ユーラテクノロジー

この週末は、フランス中どこにいらしても、外へ出てみることをお勧めします。いつもの教会、いつもの美術館の別な側面が見られたり、いつもは入れない場所が開放されていて、きっと得した気分になれるはずです。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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