No.233いよいよ明日!リールで気になるのは"ここ"「ヨーロッパ遺産の日」
フランスの北リールでも、毎年のように見どころが無料公開されます。
こちらのサイトで「visite libre」とあるところが、ガイドや予約なしで自由に見学できる場所です。
例えば、
リール市庁舎の鐘楼(メトロ2番線Marie de Lille下車)
土日両日10時―18時
世界遺産の指定を受けている鐘楼です。天気が良ければ、上からの見晴らしは素晴らしいものです。
エレベータもありますが、エレベータに乗るまで100段ほど階段を上らないといけませんのでご注意ください。
リールオペラ座(メトロ1番線Rihour下車)
日曜のみ12時―18時半
リール美術館(メトロ1番線République Beaux-Arts下車)
土日両日10時-18時
それに加えて、イベントもいろいろ企画されています。
ノールの名物ジェアン(巨人)のパレードは、19日(土)。朝から町のあちこちで組み立てられたジェアン48体は、リウール広場(Place Rihour、メトロ1番線Rihour駅上)に徐々に集まり、16時ごろからパレードが始まる予定となっています。
めったにお目見えしないリールのジェアン、Lydéric(リデリック)とPhinaert(フィナール)も参加です。
リデリックとフィナールは、リール創造伝説に出てくる巨人で、上述のリール鐘楼の建物にも刻まれています。
リデリックとフィナール
空中タンゴも話題になっています。場所は、ユーラテクノロジー(Euratechnologie)(165 avenue de Bretagne)。日時は9月20日(日)15時から。(メトロ2番線Bois BlancまたはCanteleu下車)見学無料のアクロバティックなパフォーマンスです。
ユーラテクノロジー
この週末は、フランス中どこにいらしても、外へ出てみることをお勧めします。いつもの教会、いつもの美術館の別な側面が見られたり、いつもは入れない場所が開放されていて、きっと得した気分になれるはずです。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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