No.238春の大潮を見逃した方へ、秋の大潮情報
いよいよ今夜はスーパームーンの月蝕(No.237参照)です。
スーパームーン
ところで、今年3月話題になった「世紀の大潮」。実際は100年に一度ではなく、18年に一度と言われています。
No.113に書いたように、満潮は、春分の日のほか、秋分の日前後も普段より高くなる傾向にあります。ヨーロッパで一番大潮を実感できるのが、フランスのサンマロ(Saint-Malo)とモンサンミシェル(Mont-Saint-Michel)。入り込んだ位置にある地形のため、このポイントが一番、潮が最も速く激しく満ちるのを見ることができるのです。
満潮時の海の高さも見ものですが、干潮時、遠く遠く潮の引いた海岸をどこまでも歩いて行ける景色も、魅力的です。実際、3月21日には、貝が拾うように集められたという話もあります。
さて、今年の春の大潮まではいきませんが、この秋もかなり高い満潮を見ることができます。
今日9/27~10/2までが最大。
その次は、10/26~10/30。こちらもなかなかのもの。
そうして、少し小規模とはなりますが、11/25~11/27。
いずれも満月の日(9/28, 10/27, 11/26)を挟んでいますね。
秋の大潮を観測して、地球と宇宙の神秘を感じてみたいものです。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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