No.255リュック・ベッソンが初めて手掛けたショートフィルム『Save Kids Lives』
リュック・ベッソンと言えば、『グラン・ブルー』や『ニキータ』で日本でも知られた映画監督でしょう。
その彼が、初めてのショートフィルムを作りました。
タイトルは、『Save Kids Lives』。
International Walk to School day(国際通学デー)に合わせて今月7日Youtubeで公開されたところです。
交通事故で亡くなる子供の数は、なんと世界中で一日500人。3分にひとり、という数字です。
この事実を社会に訴える目的で制作されたのがこのショートフィルムなのです。
パリの裕福な界隈と南アフリカの小さな村の子供たちがそれぞれ学校に通う様子を、交互に映す2分半ちょっとの作品。朝起きてから家を出て学校へと向かう子供たちの無邪気な笑顔と楽し気な様子とは裏腹に、不安を感じずにはいられないバックミュージックが流れます。
同時に二つの地域の子供たちの環境の違いの大きさにも胸が締め付けられます。この道を通るのが自分の子供だったら、と思うと、毎朝笑顔で見送れるかどうか、正直自信がありません。
短い時間に、多くの思いを沸き立たせるさすがの出来栄えで、また社会への警鐘としてのインパクトも抜群です。
ぜひご覧になってみてください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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