No.291フランスで2月、クレープを食べる理由(わけ)

公開日 : 2016年02月02日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

今日2月2日は、No.83に書いたように、フランスではChandeleur(聖燭祭)と言い、クレープを食べる日です。

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Creperie Tedのクレープ

フランスでクレープを食べるのは、このシャンドラーの日と、マルディ・グラです。。

シャンドラーは、イエズスの生誕(クリスマス)から数えて40日後ということで、毎年2月2日と決まっていますが、マルディ・グラは、復活祭から逆算するので、毎年違う日にちになります。(ただし、毎年火曜日です)(マルディグラについては、No.94、また2月の宗教行事に関しては、こちらの記事をどうぞ)。

今年のマルディ・グラは2月9日。丁度シャンドラーの一週間後です。

マルディ・グラは、直訳すると「脂っこい火曜日」。この日までの7日間が、カーニバルたけなわとなる期間です。ポーランドでは、マルディ・グラの前の週の木曜日をT?usty czwartek(トゥースティ・チュヴァルテック)、直訳すると「脂っこい木曜日」と呼びます。ポーランドでは、クレープではなく、ポーランド代表の揚げ菓子p?czek(ポンチェック)を食べる日です。

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ポーランドのP?czki(ポンチキ)(ポンチェックの複数がポンチキ)

国は違っても、小麦粉と砂糖と卵と油脂をたっぷり使ったお菓子という点は共通していますね。

我が家も今月はクレープを何度か食べることになりそうです。(食事用のクレープについては、Creperie Ted紹介の記事をご覧ください)

みなさんもいかがですか。

(冠ゆき)

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筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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